【七夕賞予想】起伏の激しいコースで先行勢は苦戦傾向! 重賞では信用しきれない軽視したい人気の一角とは

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2026年07月11日 16:30  netkeiba

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バトルボーン(撮影:下野雄規)
 今週の日曜日は、福島競馬場で七夕賞(GIII・芝2000m)が行われます。

 過去10年の七夕賞は小回りの福島を舞台に行われています。小回りコースということで、前残りの決着をイメージする方も少なくはないはずです。実際、昨年の七夕賞はコスモフリーゲンが逃げ切り勝ちを収めています。

 ただ、過去10年の七夕賞の初角位置別成績を見ると、2番手以内で通過した馬が[2-1-0-20]となっており、好走率は高くありません。初角1番手の馬も[1-1-0-8]となっています。先行勢が苦戦しているのは、福島芝2000mのコース形態が要因として考えられます。

 福島芝2000mのスタートは4コーナーのポケット地点で、1コーナーまでの距離が長くなっています。さらにスタートから下り坂となっていて、ゴール前は上り坂。ゴール板を過ぎたところから1コーナーの終わりあたりまで再び坂を下るレイアウトになっています。

 逃げ馬や先行馬はスタートから起伏の激しい中でのポジション争いになるため、そこで体力を消耗してしまいます。直線に向くころには余力を失ってしまうため、前々から運ぶ馬は苦戦しているのでしょう。

 今年の七夕賞のメンバーを見ると、前走で逃げや先行の競馬をしていた馬が多くいます。テンから激しいポジション争いが予想されますし、今年の七夕賞は先行勢にとって厳しいレースになるかもしれません。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走初角1番手(ただし、前走2着以内の馬は除く)
[0-0-0-9]複勝率0%
該当馬:クリスマスパレード、バトルボーン
(過去の該当馬:21年ブラックマジック3番人気8着、17年マルターズアポジー2番人気11着)

 ※特に言及のない限り、データは過去10年の七夕賞を対象にしています。

 上位人気が予想されるバトルボーンが該当しました。

 過去10年の七夕賞では、前走の初角を1番手で通過した馬は[1-0-0-13]と苦戦しています。馬券に絡んだのは23年セイウンハーデス。本馬は前走の新潟大賞典で2着と連対し、地力のあるところを見せていました。前走初角1番手でも、前走で連対している馬ならば好走する可能性が残されると言えます。

 該当馬に挙げたバトルボーンの前走はオープン特別のメトロポリタンSで逃げて3着。レースではスタートからすんなりとハナを奪い、道中はマイペースの逃げに持ち込めましたが、直線は上位2頭の決め手に屈し敗戦。

 今回は重賞で前走よりも相手が強くなりますし、コース形態から前走のように簡単には前目の位置を取るのが難しくなります。また、前走のメトロポリタンSは2400mで今回は2000mへの距離短縮となります。今回のレースで前目の位置を取ろうとすると、前走よりもテンから無理をしなければいけないでしょうし、ローテーション的にもプラスとは言い難いものがあります。

 これまで11戦して着外は僅か2回と安定している本馬ですが、4着以下に敗れたのはどちらも重賞。オープン特別までのレベルなら通用する能力があるのは間違いないですが、重賞メンバー相手だと少し足りない可能性も否定はできません。

 過去の傾向やローテーション、これまでの戦歴から人気で買うほどの魅力が感じられないのが正直なところ。ここはバトルボーンの評価を下げた馬券にこそ妙味があるのではないでしょうか。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。

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