
ケンタくんが騒ぐ声が聞こえたのか、スズキさんも家から出てきました。私はケンタくんの首から、ノゾムのネッククーラーを有無を言わせず外しました。そしてノゾムが手に持っていた、スズキさんの家の溶けたネッククーラーを、スズキさんに押し付けるように差し出しました。

スズキさんは顔を真っ赤にして何かを言いかけていましたが、私はそれ以上聞かずノゾムの手を引いて家に入ってしまいました。背中で何か叫んでいたようですが、もうどうでもいいことに感じます。リビングに入ると、ノゾムが不思議そうな、でもどこか安心したような顔で私を見上げていました。


下校時、強引な「交換こ」を続けていたケンタくんからネッククーラーを毅然と奪い返しました。隣で不満を漏らすスズキさんにも、「親として看過できない」と決別を宣言。
スズキさんは何か言っていましたが、知ったことではありません。事なかれ主義のイッペイにも物怖じせず、ノゾムを守る意志を貫きました。正しい境界線を引くことは、大切な人を守る誇りだとようやく気づけました。
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原案・ママスタ 脚本・motte 作画・中島なかじ〜 編集・みやび
