
<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3−2カナダ>◇16日◇男子1次リーグ◇第10戦◇Asueアリーナ大阪
世界ランキング4位の日本が、同15位のカナダを3−2のフルセットで下した。石川祐希、高橋藍、西田有志の主力3人が本来の力を発揮できない中、第3セット(S)から控え組が流れを一変。23年大会以来となる無傷の開幕10連勝を達成し、2年ぶりのメダルへ選手層の厚さを証明した。
前日に世界選手権2連覇中のイタリアを破り、決勝進出を決めた日本。この日はカナダの高さとサーブに苦しみ、第1、第2Sを連続で落とした。流れを変えたのはベンチだった。第3Sから宮浦健人、富田将馬、大塚達宣らをセット頭から起用。19−22から4連続得点で逆転すると、ブロックで29−27と競り勝った。第4S、第5Sも宮浦、大塚らが攻撃を牽引(けんいん)。15−11で2セットダウンから大逆転を完成。日本の総合力を示す価値ある白星となった。
チーム最多18得点で逆転勝利の立役者となった大塚は、「自分にできることは、まず雰囲気をいい方向に持っていくことだった」と振り返った。得点だけではなく、派手なアクションでももり立て「僕だけじゃなく、途中から入ったメンバーみんなで引っ張り合いながら、高め合いながら戦えた」と手応えを口にした。
試合終了までコートに立ち続けたが、疲労の色はない。「楽しくてしょうがなかった。5セットだろうが、まだまだ続いてほしいと思える試合だった」と笑顔。連勝を伸ばし、「みんなで助け合いながら、耐えてつかんだ勝利」と、チーム全員でつかんだ白星を喜んでいた。【勝部晃多】
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