イモージェン(撮影:山中博喜) 今週日曜は函館2歳ステークス(2歳・GIII・芝1200m)。JRAで行われる世代最初の重賞競走を前に、新種牡馬産駒たちの勝ち上がり状況を振り返ってみたい。
今年、産駒がデビュー予定の新種牡馬は34頭。中でもエフフォーリア産駒の勢いが目を引く。6月7日の東京5Rでジョドレルバンクが父に初勝利を届けると、その後も続々と白星を重ね、すでに6頭が勝ち上がり。中央競馬での産駒成績は【6-3-4-6】で、単勝回収率137%、複勝回収率216%と驚異的な数字を残している。先日行われたセレクトセールでも注目を集め、高額取引が相次いだ。函館2歳Sに産駒の出走はないが、近いうちに重賞戦線を賑わせてくれるだろう。
函館2歳Sには新種牡馬産駒が3頭出走する。うち2頭はサリオス産駒。イモージェン(牝2、栗東・池添学厩舎)は祖母がシーザリオで、近親にはエピファネイアやサートゥルナーリアなど活躍馬がずらり。函館芝1200mの新馬戦では、出遅れを巻き返して1.1/4馬身差で快勝しており、今回も有力馬の一頭となる。もう一方のダマスク(牡2、美浦・伊藤圭三厩舎)は函館ダ1000mで新馬勝ち。5頭立てだったこともあり評価は難しいが、芝替わりはマイナスにはならない。
そして、カラヴァッジオの本邦初年度産駒となるアルテクィーン(牝2、栗東・杉山晴紀厩舎)も参戦。新馬、未勝利と2戦連続2着だが、重賞の舞台で初勝利を挙げるか。
函館2歳Sを終えると、秋から暮れにかけて、フレッシュマンサイアー争いは本格化していく。エフフォーリア産駒が勢いをさらに加速させるのか、それともライバルの巻き返しがあるのか。新種牡馬の覇権争いは、ますます注目を集めそうだ。
【産駒が勝ち上がった新種牡馬】
(※)は地方のみ、本邦初年度の種牡馬を含む。
アルクトス(※)
インティ(※)
ウィルテイクチャージ(※)
エフフォーリア
グローリーヴェイズ(※)
サリオス
ジャンダルム
ステルヴィオ(※)
ストラクター(※)
チュウワウィザード(※)
ノボバカラ(※)
ハイランドリール
ヒガシウィルウィン(※)
ホットロッドチャーリー(※)
マカヒキ(※)