GoogleがAIモデル「Gemma 4」の大規模改善を発表/Windows 11における既知の不具合を公表

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2026年07月19日 06:10  ITmedia PC USER

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GoogleがGemma 4の大規模改善を発表した

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、7月12日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!


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●GoogleがAIモデル「Gemma 4」の大規模改善を発表


 Googleは7月15日、オープンモデル「Gemma 4」の大規模アップデートを公式Xアカウントで発表した。コミュニティからのフィードバックと貢献を反映したもので、推論の高速化と不具合修正が中心だ。


 今回のアップデートで、NVIDIA Hopper GPU上でのFlash Attention 4(FA4)サポートが有効化された。これにより、プリフィル時のスループットが25〜70%向上し、最初のトークンを生成するまでの時間(TTFT)は最大31%短縮されるという。


 この他、チャットテンプレートの改善で会話形式がよりスムーズになり、ツール呼び出しでは正確で一貫した実行のための問題修正が行われた。


 画像認識では、デフォルトのビジョントークン数がトークン効率を優先した280に設定されているが、max_soft_tokensを1120に引き上げることで、シャープなOCRや解像度を2.51MPに引き上げるなどで、より細部まで読み取れるようになるという。動作を確認できるデモがHugging Face Spaceで公開されている。


 Gemma 4は3月31日にE2B/E4B/31B/26B A4Bの4サイズで公開され、6月に12B Unifiedが追加されたオープンモデルだ。今回の更新版はHugging FaceのGemma 4コレクションから入手できる。


●Windows 11における既知の不具合を公表 一部のDell製PCで動作が不安定に


 Microsoftは7月14日、Windows 11の既知の不具合として、一部のDell製デバイスでパフォーマンスが低下する可能性があると公表した。6月23日配信のプレビュー更新プログラム(KB5095093)をインストールした一部のDell製デバイスで、デバイスマネージャーの「Intel Innovation Platform Framework Processor Participant」ドライバーに黄色の感嘆符が表示され、パフォーマンスや消費電力、システム動作に変化が生じる場合があるという。


 原因は、Intel製ドライバーと、KB5095093で導入された新しい「Windows USB-C Connection Manager」インタフェースの非互換性と特定されている。Microsoftは、対象モデルで問題が発生しないようDellと協力して対応を進めているとのことだ。


 緩和策として、7月14日公開のセキュリティ更新プログラム(KB5101650)は、問題が解決するまで影響を受けるデバイスには配信されない。Microsoftは数日中に修正を提供する予定としている。対象はWindows 11 バージョン25H2および24H2で、Windows Serverは影響を受けない。


●MicrosoftがWindowsの月例セキュリティ更新プログラムを公開


 Microsoftは7月14日、現在サポートされている全Windowsのバージョンに対して、7月度の月例セキュリティ更新プログラムの配信を開始した。


 7月はCVE番号ベースで622件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応した。このうち深刻度が「Critical(緊急)」と評価されているのは62件だ。


 以下の2件は、更新プログラムの公開よりも前に悪用が行われていることや脆弱性の詳細が一般公開されていることを確認されており、早急なアップデートが推奨されている。


・CVE-2026-56164:Microsoft SharePoint Serverの特権の昇格の脆弱性


・CVE-2026-56155:Active Directory フェデレーション サービスの特権の昇格の脆弱性


●MetaがAIモデル「Muse Spark 1.1」を発表


 Metaは7月9日、Meta Superintelligence Labsの最新AIモデル「Muse Spark 1.1」を発表した。エージェントタスク向けに構築されたマルチモーダル推論モデルで、初代Muse Sparkと比べてツール利用やコンピュータ操作、コーディング、マルチモーダル理解を大幅に強化したとしている。


 100万トークンのコンテキストウィンドウを自律的に管理し、メインエージェントとして計画を立て、複数のサブエージェントへ実行を並列に委任できるなど、複数のアプリやサービスをまたぐ長時間のワークフローに対応する。


 コンピュータ操作では、自動化した方が速い場面ではスクリプトを書き、直接操作した方が簡単な場面ではクリックする、という使い分けを学習させたという。コーディングでは、大規模なコードベースでのバグ修正や機能実装、コード移行に対応し、社内ベンチマークでは主要な競合モデルに匹敵する性能としている。


 あわせて、開発者向けの「Meta Model API」のパブリックプレビューも開始した。モデル自体はMeta AIアプリとmeta.aiの「Thinking」モードで利用可能だ。


●OpenAIがキーボードブランド「Work Louder」とのコラボ製品 「Codex Micro」を発表


 OpenAIは7月15日、キーボードメーカーWork Louderと共同開発したCodex用の小型デバイス「Codex Micro(kbd-1.0-codex-micro)」を発表した。同社の公式グッズストア「OpenAI Supply Co.」で販売されており、価格は230ドル(約37500円)だ。


 コーディングエージェント「Codex」の操作に特化したマクロパッドで、13個のメカニカルスイッチの他、タッチセンサー、ロータリーエンコーダー、ジョイスティックを備える。各キーはCodexと連動したRGBステータス表示に対応し、複数のエージェントが処理中/実行中/待機中/完了のいずれの状態かを、チャットを切り替える前に確認できるという。


 ジョイスティックのフリックでPRレビューやデバッグ、リファクタリングなどのワークフローを起動でき、承認・却下・プッシュトゥトーク・新規チャット開始といった操作は専用キーに割り当てられる。ダイヤルを回せば推論レベルをその場で調整できる。接続はBluetoothとUSB Type-Cで、Mac/Windowsに対応する。Codexアイコンのキーキャップ32個が付属する。


 なお、ベースは同社の「Creator Micro」で、スイッチはクリッキーと静音の2種類から選択できる。


●Intelがアイルランド拠点に50億ユーロの設備投資


 Intelは7月13日、アイルランドのレイクスリップ(Leixlip)キャンパスに50億ユーロ(57億ドル)を投資し、生産能力を拡大すると発表した。AIや高性能コンピューティングの需要拡大を受けたもので、「Intel 3」プロセスで製造する「Xeon 6」と次世代Xeonの生産量を引き上げる。


 投資の中身は既存工場の改修と最先端の製造装置の導入が中心で、キャンパス内に分散する各棟を単一の生産環境として統合するための自動搬送システムの拡張も含まれる。この設備投資プログラムは2026年の早い時期に既に始まっており、建設や装置導入に携わる専門職の動員に加え、Intelでのフルタイムのハイテク職の創出につながるとのことだ。


 Intelは1989年の進出以来、アイルランドに300億ユーロ以上を投資してきた。レイクスリップは同社で最も先進的な製造拠点の一つで、現在4900人が勤務している。発表では、EUが掲げる技術主権への貢献や、欧州半導体サプライチェーンの強化も投資の意義として挙げられており、アイルランドのマーティン首相やIDA Ireland(アイルランド政府産業開発庁)のCEOも歓迎のコメントを寄せている。



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