ダノンダックス(撮影:竹之内元) 今週から夏の新潟開催に移行。昨年の開幕週にはエコロアルバがデビュー勝ちを飾り、秋の重賞制覇(サウジアラビアロイヤルC)につなげた。新潟でのメイクデビューは土日で計3鞍が組まれており、各厩舎の血統馬がスタンバイしている。また、北海道では札幌開催がスタート。毎週、芝1800mのメイクデビューが組まれており、どの馬が勝ち上がるのか注目だ。
【7月25日(土) 新潟芝1600m・牝馬】
◆トルタパスカリーナ(牝、父リアルスティール、母ギモーヴ、美浦・黒岩陽一厩舎)
祖母のヒカルアマランサスは京都牝馬Sを勝っており、叔父にアーリントンCの勝ち馬ホウオウアマゾンがいる。「気持ちの部分で力みがちなところを懸念していたけど、だいぶメリハリがつくようになってきた。まだ少し体に余裕がある中でも十分に動けているし、素質を感じる。手先も軽いし、いい競馬ができると思います」と黒岩陽一調教師。鞍上は戸崎圭太騎手が予定されている。
【7月25日(土) 新潟ダート1200m】
◆イニシャルポイント(牝、父Flightline、母Farrell、美浦・高木登厩舎)
これまで日本でデビューしたFlightline産駒は2戦2勝(デミアン、ショウナンガレオン)。本馬は昨年のキーンランド・セプテンバーセールに上場され、ビッグレッドファームが47.5万ドルで落札した。母は北米でダートの重賞を5勝、G1・2着の戦歴。一族からはナチュラルライズ(羽田盃、東京ダービー)が出ている。「ゲート練習も含め、順調に乗っています。1200m向きのタイプという感じはしないけど、スピード自体はありそうです」と高木登調教師。鞍上は原優介騎手が予定されている。
【7月26日(日) 新潟芝1600m】
◆ダノンダックス(牡、父サートゥルナーリア、母ヤンキーローズ、美浦・田中博康厩舎)
昨年のセレクトセールに上場され、取引価格は3億4100万円。母は豪G1を2勝、半姉にGI4勝のリバティアイランドがいる。「トビが大きく、重心が低い走り。トモの踏み込みも力強いし、ポテンシャルの高さは感じます。気性面には繊細なところがあり、走行時のフォームなど修正すべきことも多い。高いレベルに目標を設定しているので、もう少し体を収縮して走れるように取り組んでいきたいと思っています」と田中博康調教師。鞍上は戸崎圭太騎手が予定されている。
【7月26日(日) 札幌芝1800m】
◆ホウオウプレマ(牝、父キタサンブラック、母ホウオウピースフル、美浦・大竹正博厩舎)
母は札幌の芝1800mでデビュー勝ちを飾り、オークストライアルのフローラS2着など活躍した。叔父にブラストワンピース(有馬記念)がいる。「お母さんは気性が激しかったので、そこの部分を目覚めさせないように注意しながら乗り込んでいる。今のところは大丈夫そう。いいモノは持っていると思います」と大竹正博調教師。鞍上は池添謙一騎手が予定されている。
(取材・文:竹之内元)