関屋記念2026に出走予定のジュタ(今年4月撮影、ユーザー提供:ごろんさん) 夏の新潟で歴史を作るか。セレクトセールで超高額取引されたジュタ(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が、関屋記念(3歳上・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。
ジュタは父ドゥラメンテ、母シャンパンエニワン、母の父ストリートセンスの血統。母は19年のガルフストリームパークオークスの勝ち馬。22年のセレクトセール当歳では3億2000万円(税抜、以下同)の高値で取引された。
ここまで9戦3勝。25年の若駒Sを1番人気に応えて快勝。ただ、春は弥生賞が10着、皐月賞が12着と結果を残せなかった。その後は約11カ月の休養を強いられたものの、復帰2戦目の美浦Sを制してオープン入り。昇級後はエプソムCが8着、函館記念が14着と苦戦しているが、馬っぷりの良さから見て、これが精いっぱいとは思えない。今回は初のマイルがカギだが、これが起爆剤となれば激変があっても全く不思議ではない。
国内のセールで取り引きされた馬に限ると、過去最高額の重賞勝ち馬は14年のきさらぎ賞とチャレンジCを制したトーセンスターダム、19年のきさらぎ賞を勝ったダノンチェイサー、24年の中日新聞杯覇者のデシエルトの3頭で2億5000万円(税抜)となっている。したがってジュタが勝てば単独トップに浮上。今度こそは取引価格に相応しい走りを見せるとともに、日本競馬史に新たな1ページを刻むことを期待したい。