薬局に保管されている医薬品=2025年5月、米ロサンゼルス(AFP時事) 【ワシントン時事】トランプ米大統領は21日、後発医薬品(ジェネリック)に対する関税を2年後に100%へ引き上げるとSNSで明らかにした。8月1日から2年間は税率ゼロの猶予期間を設け、製薬企業に米国内での生産を促す考えだ。
100%の高関税の発動時期は2028年11月の大統領選前に当たる。期間は1年で、以降は200%とする。
トランプ氏は「期間内に工場や設備を建設しない企業には罰則が科される」と警告した。後発医薬品の主要な対米輸出国のインドなどに影響が出そうだ。
日本は米国との関税合意で、医薬品関税の水準が他国を上回らないことで一致している。トランプ氏が4月に署名した布告では、特許医薬品と原料について、日本など一部の国・地域で既存税率と合わせて上限15%とする軽減措置が明記された。後発医薬品は課税対象となっていなかった。