
毎年夏になると、大手企業の賃上げやボーナス過去最高といった華やかな報道がメディアを賑わせる。しかし物価高が続くなか、額面が増えても社会保険料や税金の負担が大きく手放しでは喜べない人も多いだろう。(文:篠原みつき)
また、エアコンや洗濯機の故障、住宅のメンテナンスといった突発的な出費が重なり、せっかくの支給も生活の維持費に消えていくというリアルな声が届いている。
投稿を寄せた熊本県の50代女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収350万円)の今年の夏のボーナスは34万9000円だった。
「去年より3万円近く増えていて嬉しかったけど 6万9000円以上も税金控除がありました」
と、引かれる税金の多さについては気になっている模様だ。
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「来年の車検や冬タイヤ・夏タイヤ代として 少しはキープします」
ただ、「会計年度職員のパート職のため、 期待していなかった割に戴けて満足しています」と素直な喜びも語っている。
使い道については、「子ども費と飲食・レジャーで消えますが、 来年の車検や冬タイヤ・夏タイヤ代として 少しはキープします」としており、将来の維持費を見据えてやりくりする意向だ。
基本給の引き上げに伴ってボーナスが増額したものの、家庭内の大きな出費が重なっているケースもある。埼玉県の40代男性(技能工・設備・交通・運輸/年収850万円)は、「去年の夏は90万、今年は102万でした」と明かす。
「公務員なので基本給に左右される。支給月数は2.5ヶ月でした。基本給は毎年上がっているのでそれに伴い、ボーナスも毎年上がっている。そこまで大変な仕事をしていないので、それなりに満足している」
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と不満はない様子だが、使い道についてはシビアな家庭での負担を次のように明かした。
「洗濯機が壊れそうなので20万で新しいのを買った。家を建てて10年になるので外壁塗装の見積もり中だけど、150万かかりそう…」
エアコン故障で「計画していた買い物すべてなしになりました」
一方で、大阪府の50代女性(サービス・販売・外食 販売/年収400万円)のボーナスは、「去年の金額より少なめ(労災で休職なので詳細は見れてない)」という状況だ。
女性が働く業界では「物価高での買い控えから売上不振」が起きているという。さらに
「エアコン壊れて買い直しなので、計画していた買い物すべてなしになりました」
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と踏んだり蹴ったり。会社の業績不振や突発的なトラブルにより、計画の変更を余儀なくされる人は少なくないようだ。
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