【侍ジャパン】五輪銀&メジャーV、世界の舞台知る井口監督「伝統と強み融合させ」世界一奪還へ

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2026年07月26日 05:00  日刊スポーツ

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就任会見に臨む侍ジャパン井口資仁監督(撮影・足立雅史)

侍ジャパン初のメジャー経験のある指揮官のもとで、世界一を奪還する。日本野球機構(NPB)は25日、野球日本代表「侍ジャパン」の新監督にロッテ元監督の井口資仁氏(51)が就任することを発表。井口新監督は都内のホテルで会見を行った。11月の「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ」から指揮を執る予定。


任期は28年ロサンゼルス五輪までだが、来年のプレミア12で28年のロス五輪の出場権を獲得し、ロス五輪での金メダル、その先の第7回WBC(開催年未定)での世界一奪取への期待もかかる。


   ◇   ◇   ◇


世界を舞台に戦った新指揮官とともに、世界一を奪いにいく。青学大時代にアトランタ五輪で銀メダルを獲得し、メジャーでも2度の世界一を経験。侍ジャパン初のメジャー経験のある監督となる井口監督は「勝つことはもちろんですが、それ以上に日本中の子どもたちに侍ジャパンのような選手になりたい、そんなチームをつくっていくのも私の使命だと思っています」と所信表明した。


子どもたちが、胸をふくらませる夢の舞台である28年ロス五輪での金メダル獲得は最重要課題となる。出場枠は残り3枠で、来秋のプレミア12でアジア最上位国になれば、出場権を獲得する。井口監督は「オリンピック出場までの厳しい道は、覚悟の上だと思っています。その中で、まずはアジアのナンバーワンを取るということが、最大の目標だと思っています」と必勝を誓った。


ロス五輪の出場権を獲得した先には、ドジャース大谷らメジャーリーガーを含めたドリームチーム結成も期待される。「MLBで活躍してる選手は日本の宝。オリンピックに参加していただいて、日本のチームを引っ張っていってほしい思いはあります」とコメント。「できるだけ早い段階でMLBの選手にも声をかけて、前回大会のヒアリングを個人的にもしたいなと思っています」と話した。


若手を中心とした11月の「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ」が初陣となる。任期は28年のロス五輪までだが、侍ジャパン強化委員会の中村勝彦委員長は「第7回WBCについても、井口監督に指揮を執っていただきたいという思いがあります」と語った。井口監督は「世界の野球は日々進化しております。現状満足することなく、新しい考えを取り入れながら、日本の伝統と強みを融合させて、世界の頂点を目指していきたいです」と決意を込めた。【久保賢吾】


◆井口資仁(いぐち・ただひと)1974年(昭49)12月4日、東京都生まれ。国学院久我山−青学大。青学大では東都リーグ通算最多の24本塁打を放ち、4年時に96年アトランタ五輪代表で銀メダルを獲得。同年ドラフト1位でダイエー入団。01、03年盗塁王。ベストナイン、ゴールデングラブ賞各3度。99、03年の日本一に貢献し04年限りでダイエーを退団。ホワイトソックス入団1年目の05年、2番・二塁に定着してチーム88年ぶり世界一に貢献。フィリーズ−パドレス−フィリーズを経て09年ロッテ移籍。日米通算2254安打、295本塁打。17年に現役引退し、翌年からロッテ監督。22年シーズンで退任した。現役時代は178センチ、91キロ。右投げ右打ち。


▽全日本野球協会・山中正竹会長(侍ジャパン井口監督の就任に)「ロサンゼルス五輪で再び世界の頂点に立ち、日本人に大きな感動と活力を届け、プロ、アマを問わず、日本の野球界全体を牽引(けんいん)していく存在になることを強く望んでいます」


▽侍ジャパン強化委員会・中村勝彦委員長(井口監督の就任に)「選手として、日本だけではなく、米国でも輝かしいキャリアを積み上げて、豊富な経験があります。これまでの野球人生を通じて培われた人脈、リーダーシップを含め、侍ジャパンを率いていく上でふさわしい人物」

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