【バドミントン】シダガシ電撃解散を中国も報道「妥協できない難題に直面」結成1年足らずで解消

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2026年08月03日 16:21  日刊スポーツ

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志田千陽(左)、五十嵐有紗組(2026年12月撮影)

バドミントン女子ダブルス「シダガシ」こと志田千陽(29=東京都協会)五十嵐有紗(29=BIPROGY)組が7月31日、ペア解消を電撃発表した。


五十嵐の所属先、志田のマネジメント会社は同日にコメントを発表。「ペア結成以来、互いに理想とするプレースタイルを追求しながら、より良い形を模索してまいりました。その中で、競技に対する考え方や今後の方向性を踏まえ、ペアを解消するという決断に至りました」と説明した。


オリンピック(五輪)メダリストの2人は昨年9月に新ペアを結成。12月の全日本総合選手権では優勝を果たしていた。今後についての記述はなく「これまで五十嵐有紗・志田千陽ペアを支えてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。これからも、それぞれの歩みを温かく見守っていただくとともに、変わらぬ応援をいただけますと幸いです」としている。


このニュースは中国でも報じられており、スポーツメディア「捜狐」は「2人は結成当初に全日本総合選手権を制し、華々しいスタートを切った。しかし、一見すると実力派ペアに見えたものの、プレーのすり合わせの過程で妥協できない難題に直面していた」と分析した。


志田は松山奈未との女子ダブルスでパリ五輪銅メダルをつかみ、五十嵐は渡辺勇大との混合ダブルスで五輪2大会連続銅の快挙を成し遂げたが、志田は後衛での攻撃的プレーをメインとしているのに対し、五十嵐はずっと混合をメインにしてきた点に着目。「2人の戦術的な習慣には大きな違いがあった」と指摘した。


さらに同メディアは、志田、五十嵐組の解消が日本の強化にも影響を与えると推測。「今回の解散によって選手層がそがれた形だ。複数ペアによる切磋琢磨(せっさたくま)の構造が崩れたため、日本バドミントン協会は早急に若手選手を発掘して穴を埋める必要がある。これは日本のダブルス選手にとって、警鐘を鳴らすものとなった」としている。


その上で「ダブルスパートナーの成功は、単にトップ選手同士を組み合わせれば良いというものではない。たとえ2人の個々の能力が非常に優れていても、プレースタイルで補完し合えず、長期的に相乗効果を生み出せなければ、タイトルを狙える固定ペアを築くのは難しい。多くのファンが思い描く『トップスター同士の強力タッグ』は、現実には長く続かないことが多いのが実情だ」と締めくくっている。


女子ダブルスの世界ランキングは、福島由紀、松本麻佑組が日本勢最高の2位。中西貴映、岩永鈴組が2番手の7位、保原彩夏、廣上瑠依組が3番手の14位となっている。

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