
暑さの影響が動物にも及んでいます。
多摩動物公園は、飼育していたライオン3頭が相次いで死んだと発表しました。熱中症が原因と見られています。
【写真を見る】“熱中症の疑い”動物園ライオン3頭死ぬ 他3頭も治療中 スポットクーラーなど暑さ対策を強化【ひるおび】
メスのライオン3頭死ぬ東京都日野市の多摩動物公園の発表によると、
7月22日までに、飼育していたライオン16頭のうち、10頭(オス2頭・メス8頭)に「食欲不振」「起立不能」「意識消失」などの症状が相次いで表れました。
その後、7月28日に3歳の「ムギ」、3日後の31日には11歳の「イチゴ」、そして8月2日には15歳の「ルエナ」と、メスのライオン3頭が相次いで死にました。
ライオンの3歳は人間でいうと10〜20歳、15歳は人間でいうと80〜90歳で、ライオンの平均寿命は13〜14歳です。
死んだ3頭はいずれも全身の脱水や多臓器不全が確認され、夏の暑さによる影響が考えられるとしています。
多摩動物公園によると、熱中症が原因で複数のライオンが死んだ事例は、今まで60年以上飼育・展示をしてきてこれまで一度もないということです。
暑さに強いイメージのあるライオンですが、熱中症になることはあるのでしょうか?
外平動物総合事務所の外平友佳理獣医師に聞きました。
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Q.なぜライオンに熱中症のような症状?
ー急に暑くなったというのは大きい。暑さに体が慣れていなかったことが想定される。
Q.ライオンはどのように体温調整をしている?
ーライオンは汗をかかないので、犬や猫と同じように舌で唾液を蒸発させて体温調整を行う。日本は湿度が高く体温調整が難しいので、熱中症になる可能性が高くなる。
八王子とタンザニアのセレンゲティ国立公園の気温を比べてみると、
2026年7月〜8月3日における八王子の最高気温は38.9℃ですが、セレンゲティ国立公園の最高気温は32.0℃でした。
恵俊彰:
この期間で見ると、気温自体がもう日本の方が高いということですね。
江藤愛アナウンサー:
本当ですよね。私たちが想像していた以上に日本は本当に暑いということが分かりますよね。
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多摩動物公園によると、症状が出た10頭のライオンのうち、4頭は回復または回復傾向にありますが、3頭は起立不良の状態が続いているため、点滴や、強肝剤・ビタミン剤の投与など治療を継続しています。
健康状態に問題のないライオンも含め、スポットクーラーの設置および業務用送風機などを増設した非公開のライオン舎内で養生させます。
ライオンの展示およびライオンバス運行については、ライオンの体調管理を最優先とするため、当面のあいだ中止するとしています。
コメンテーター 中村仁美:
一番暑い時間帯は休園の時間にするとか、動物にとっても人間にとってもそちらの方がいいのかなと思いますよね。
恵俊彰:
例えばナイトサファリにするとかもそうですし、暑い時間をなるべく避けるようにということですよね。これから夏本番ですから、皆さん本当に気をつけていただきたいと思います。
(ひるおび 2026年8月4日放送より)
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