狙われる「どうしても欲しい」気持ち 限定品の偽通販サイトに消費者庁が注意喚起

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2026年08月05日 12:10  おたくま経済新聞

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狙われる「どうしても欲しい」気持ち 限定品の偽通販サイトに消費者庁が注意喚起

 狙われるのは、「どうしても欲しい」という気持ちです。


 限定品や入手困難な商品を格安で販売するように装い、代金を支払っても商品が届かない偽通販サイトについて、消費者庁が注意を呼びかけています。


 さらに、返金を口実にLINEへ誘導し、スマートフォンの遠隔操作まで求める手口も確認されています。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ 限定品や絶版本を格安で販売すると装う

 消費者庁が8月4日に公表したのは、「竜の野」「STORE専門ショップ」「Sie市場店」の名称を使用していた偽通販サイトに関する注意喚起です。


 令和7年1月以降、限定品などを注文して代金を支払ったものの、商品が届かないという相談が各地の消費生活センターなどに数多く寄せられていたといいます。


■ 返金を口実にLINEへ誘導

 入り口となるのは「検索」です。狙われているのは、希少性の高い商品を探している人たち。


 消費者が限定品のゴルフバッグや入手困難なゲーム関連グッズ、絶版本などを検索すると、偽サイトが検索結果に表示されます。サイト上では、それらの商品が相場より安く販売されているかのように見せかけられていました。


 消費者が商品を注文し、代金を支払うと、数日以内に発送するといったメールが届きます。


 しかし、その後「欠品のため注文をキャンセルする」と連絡があり、返金手続きとして二次元コードからLINEの友だち追加を求められます。


 中には、LINEのトークやビデオ通話を通じて、「返金のため端末を遠隔操作させてほしい」などと要求されたケースも確認されているとのこと。


 消費者庁の調査では、偽サイトに掲載されていた事業者の所在地や連絡先も虚偽でした。代金を支払っても商品は届かず、返金にも応じなかったとしています。


■ 「安すぎない」偽サイトも存在

 なお、編集部でも似た手口を紹介したことがあります。


 その際に確認したサイトでは、「相場より安い」のではなく、「他のオンラインショップと同程度の価格」で商品が掲載されていました。


 しかし、入手困難な商品であれば、定価や相場と同程度でも「安い」と感じる人はいるでしょう。そうした心の隙を狙う手口です。


 当時のケースでは、商品代金を振り込むと、「送金先の口座が限度額に達した」などと説明されました。その上で、最初の振込分は後日払い戻すため、別の口座へ改めて入金してほしいと要求。


 もちろん、いずれの代金も払い戻されず、商品も届くことはありませんでした。



■ 極端な安値や個人名義口座に注意

 消費者庁は、極端に安い価格、不自然な日本語、日本国外のドメイン、フリマサイトなどから転用された画像や説明文に注意するよう呼びかけています。


 また、個人間取引ではないにもかかわらず、個人名義の口座への振込を求められた場合も注意が必要です。今回、消費者庁が公表した事例に加え、編集部が過去に調査した類似の手口でも、振込先として個人名義の口座が指定されていました。


 さらに、返金手続きなどを理由にスマートフォンの遠隔操作を求められても、安易に許可しないようにしてください。不正送金やアカウント情報の窃取など、さらなる被害につながるおそれがあります。


 偽サイトで商品を注文してしまった、商品が届かないといった場合は、消費者ホットライン「188(いやや!)」へ相談できます。


<参考・引用>
消費者庁「限定品などの希少性の高い商品を格安で販売するかのように装った偽の通販サイトに関する注意喚起」(令和8年8月4日)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026080503.html

このニュースに関するつぶやき

  • 「どうしても欲しい」絶版本かあ。「神話少女〜栗山千明〜」とか「プチトマト」とかがあったら騙されるかも知れないなあ( ̄▽ ̄;)
    • イイネ!1
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