マンナットが仕切り直しの初陣 斉藤崇師「追い切るたびに動きが良くなっている」/関西馬メイクデビュー情報

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2026年08月17日 18:00  netkeiba

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マンナット(写真中央、撮影:井内利彰)
 7月11日(土)函館芝1200mで2着に8馬身差の圧勝だったフレイコン(美浦・伊藤圭三厩舎)や新馬、ダリア賞と連勝したルークウォーム(美浦・手塚貴久厩舎)など、デビューした2歳馬が好調な「ゴドルフィン」。短い距離での活躍馬が多い印象だが、今週は中京芝2000mにマンナット(栗東・斉藤崇史厩舎)がスタンバイ。

 母サマーエモーションもゴドルフィンの所有馬で所属厩舎は本馬と同じ斉藤厩舎。6月にデビュー予定も体調不良で立て直した形だが、戻ってきてからの動きは良好。斎藤厩舎も中距離路線でエルドボルグ、ルナパッショーネが新馬勝ちと決めているだけに注目しなければいけないだろう。

【8月22日(土) 中京ダート1800m】

◆アワジシマ(栗東・北出成人厩舎)

 祖母クィーンスプマンテ(父ジャングルポケット)は2009年エリザベス女王杯でGIを制している。本馬は2025年北海道サマーセール1歳にて、400万円で落札されている。

 7月31日に栗東でゲート試験を合格。その後も在厩調整で進められており、8月12日のCW追い切りは6F標識の入りが少し遅かった分、6F84.5秒と遅くなったが、道中きれいな加速ラップを踏んで、ゴールまでずっと加速し続けた。ラスト1F11.8秒が11秒前半でまとめてくれば、手放しで評価できるのだが、これが実質初めてのCW追い切りだったと考えると悪くはない。ダートを使うという意味ではずっと加速できたこと自体を評価すべきかも知れない。

【8月23日(日) 中京芝2000m】

◆マンナット(栗東・斉藤崇史厩舎)

 6月の当欄にも登場。デビュー直前まで追い切りが進んでいたものの、状態が下降したことからデビューを取り止め。放牧で立て直して、今回の再調整となった。併せ馬でも遅れが目立っていた前回とは違い、今回は活発に動くことができている。

 特に1週前のCW追い切りでは後ろから追いかけてきたタガノエルピーダと互角に動いて、ラスト1F11.4秒。「追い切るたびに動きが良くなっていますね」と斉藤崇史調教師も笑顔。仕切り直しの一戦となるが、間違いなく前回よりは良い状態で進んでいる。なお、鞍上は渡辺竜也騎手が予定されている。

◆キトゥンズクラフト(栗東・池江泰寿厩舎)

 半姉リンクスティップ(父キタサンブラック)は桜花賞3着、オークス5着、エリザベス女王杯4着というGI実績を残しており、半兄デュアルウィルダー(父Yoshida)は芝中長距離で3勝を挙げている。

 本馬は6月18日にゲート試験を合格。その後、放牧に出されて、ノーザンFしがらきから7月17日に帰厩。坂路とCWを併用して、しっかりと乗り込まれている。吉村誠之助騎手が跨った、CWでの1週前追い切りでは3歳未勝利を追走して同入。ゴール前で一杯に追われて、6F83.7秒、1F11.3秒をマーク。もう少し素軽さが出てくればという印象が残る追い切りだった。

【8月23日(日) 新潟芝1600m(牝)】

◆ガネット(栗東・松永幹夫厩舎)

 きょうだいから目立った活躍馬は出ていないものの、母ワッツダチャンセズは現役時代にビヴァリーディーSでのG1勝ちをはじめ、輝かしい重賞実績がある。父シスキンの日本で活躍する代表産駒には今年の皐月賞で3着のGI実績があるライヒスアドラーなどがいる。

 本馬は3月に入厩するも、ゲート試験を受ける前に退厩。その後は牧場であらためて調整を進め、7月18日に栗東へ再入厩。7月24日にゲート試験を合格した後も在厩で調教を進めており、8月12日のCW追い切りでは3頭併せで2歳未勝利には遅れたものの、3歳未勝利には先着。6F83.8秒は平凡だが、ラスト1F11.1秒は高い評価ができる。まだ良化の余地を残す段階ではあると思うが、新馬としては水準以上の評価をしたい。鞍上は丸山元気騎手が予定されている。

(取材・文:井内利彰)

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