最低人気馬がまさかの大金星 08年キーンランドCをプレイバック
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2026年08月18日 08:00 netkeiba

タニノマティーニ(C)netkeiba 08年のキーンランドCは、多くのファンにとってまさかの結末となった。1番人気を集めたのは、同年の高松宮記念で2着となり、函館スプリントSを制していたキンシャサノキセキ。続く2番人気には3連勝中のビービーガルダン、3番人気には5連勝中のマヤノツルギが推された。しかし、勝利をさらったのは最低人気のタニノマティーニ。そんな大波乱となった一戦を振り返る。
レースはビービーガルダンが積極的にハナを奪い、マヤノツルギが2番手を追走。キンシャサノキセキは中団のインで脚をためた。4角では人気馬同士の争いになるかと思われたが、ここで意外な馬がスルスルと進出してきた。好位で運んでいた8歳の大ベテラン、タニノマティーニだ。秋山真一郎騎手のアクションに応えて脚を伸ばすと、ゴール前でビービーガルダンを捕らえて先頭でゴール。16頭立ての最低人気、単勝161.4倍という超伏兵が、1分7秒9のコースレコードで重賞初制覇を成し遂げた。
これが一世一代の大駆けかと思われたタニノマティーニだが、翌09年も現役を続けると、函館スプリントSで8番人気ながら2着に好走。9歳になっても衰えを見せず、洋芝への高い適性を改めて示した。そして10年に現役を引退すると、函館競馬場で誘導馬に転身した。
競走馬として大波乱を演じただけでなく、誘導馬としても多くのファンに愛されたタニノマティーニ。その姿は北海道のファンに長く親しまれ、競走馬としても誘導馬としても、多くの人の記憶に残る存在となった。
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