シメオネ監督がフリアンを語る [写真]=Getty Images アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、FWフリアン・アルバレスのクラブ残留を強調した。18日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
19日に、2026−27シーズンのラ・リーガ開幕節マラガ戦を控えるアトレティコ・マドリード。今夏最注目だった“フリアン狂騒曲”は、ミゲル・アンヘルCEO(最高経営責任者)らクラブ上層部が、断固として5億ユーロ(約923億円)の解除金満額支払いの姿勢を崩さなかったことで、残留の方向で趨勢が決まりつつある。
そんななかでシメオネ監督が、マラガ戦に向けた前日会見に出席。「先日、韓国で述べた見解はなにも変わっていない。私が責任を負うのはスポーツ面のこと」と口にした“チョロ(愛称)”は、渦中の新エースについて「いつものように彼と話をした。日曜日の試合(マラガ戦はすでに欠場見込み)をベストコンディションで迎えるには、もう少し調整が必要だと理解している。さらなるトレーニングがね。フリアンは我々の最高の選手であり、その実力を踏まえて、彼を中心としたチームを組み立てていくつもり」と揺るぎない期待を寄せた。
また、ミゲル・アンヘルCEOが残留を断言したことに触れつつ、「CEOのミゲル・アンヘルの言葉ほど決定的なものはない。極めて明白なんだ。裁判官が判決を言い渡したときのようにね」と強調。続けて、「スポーツ的な観点から話せば、我々は、彼という選手であり人間を大切に扱うと同時に、彼がこれまで築き上げた名声にも配慮したいと考えている。ひとまず、この試合(マラガ戦)に出場することはない。今後4日間で、我々の求める状態に戻してくれることを願っている」と序盤戦は北中米W杯の疲労や精神面などを慮りながら、慎重に起用する意向を示している。
アトレティコ・マドリード側は、すでに残留の見方を強めている。あとは新シーズン、クラブに対する敬意を欠いた発言や振る舞いに及んだフリアンが、プレーで信頼を取り戻せるかどうかだ。