
前回、刺されると死ぬほど痛い魚・ゴンズイに刺され、その痛みを味わいました。
今回はゴンズイの、ウナギのように上品で脂がのって非常に美味しいと評判の、その味を味わってみたいと思います。
※ゴンズイの捌き方や刺された時の痛み、解毒方法については前回の記事をご覧ください。
■ゴンズイを美味しく食べるには?
ゴンズイはクセのない上品な味の白身魚です。そして骨から非常に良い出汁が出ます。
んー、他の魚との違いが分かるように、オーソドックスな料理法で食べてみようかな。
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よし! 煮物、フライ、唐揚げでいただきます!!
■ゴンズイの煮物
まずは煮物でいただきます。
▲しっぽが完全にナマズなのもあって、小さい姿煮だとちょっとキモイ。
(。・н・。)パクッ
う〜む。まず味は良いです。ウナギや穴子の味がします。
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ふっくら、とろけるように柔らかい食感と、淡く優しい旨味があるので、穴子のほうが近いですかね。穴子に銀ダラを足したような味をしています。
ウナギや穴子に似た独特の風味があるので、苦手な人は苦手かも。
そして内臓処理を行うまでに時間がかかってしまったためか、ちょっと生臭い泥のような匂いもします。
自分で釣ってすぐに内臓処理をした個体じゃないと、煮物は向かないのかもしれません。
そして最大の欠点は背骨や小骨の硬さです。
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背骨が堅くて口に刺さりまくります。背骨ごと食べるのはちょっと無理。
今回は幼魚だからちいせぇのに、いちいち身を剥がして食べないといけないので、食べるのがちょーーーーーーーー面倒くさい!!!!!
幼魚の場合はゴンズイは煮物に不向きですね。
■ゴンズイの煮物の作り方
さっと熱湯をかけて臭みをとります。
鍋に水200ml、酒100ml、醤油50ml、みりん50ml、砂糖大さじ2を鍋に入れ、火にかけます。
沸騰したらゴンズイを入れて落し蓋をし、弱めの中火で15〜20分ほど煮ます。
途中で煮汁をゴンズイにかけながら煮て、最後に少し煮詰めれば完成です。
■ゴンズイのフライ
煮物の時とは違い、フライになると一気に見た目のキモさがなくなります。普通に美味しそう!
でも煮物の時は背骨がめちゃくちゃ痛くてウザかったからなぁ……フライも気を付けながら恐る恐る食べよう。
(。・н・。)パクッ
これは衝撃的な旨さ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
身がすり身のようにフワフワトロッとしており、サクサクの衣とクリーミーな身の食感の対比が素晴らしいです!!!!!
キスのように上品で、でもアジやイワシのように濃厚な旨味たっぷりで、まさに絶品です!
クセはないんだけど、ただの美味しい魚のフライで終わらないコクというか、余韻みたいなのがあるの。これは皮目の旨味のおかげなんかな?
背骨も少し口に残るけど、衣のサクサクに紛れてしまい、ほとんど気になりません!
ただし、冷めると独特の臭みというか匂いが目立ってきて美味しくないので、揚げたてを食べるのが良きです。
■ゴンズイのフライの作り方
小麦粉をまぶす→溶き卵にくぐらせる→パン粉をつける→油で揚げるという超一般的な作り方で作ったので、詳細な料理方法は割愛します!
■ゴンズイの唐揚げ
私はニンニクと生姜が効いた唐揚げが大好きなので、ゴンズイの唐揚げもニンニク生姜マシマシで下味をつけ、揚げました。
やっべー、なんか真っ黒になっちゃったぞ。フライがクソ旨だったので唐揚げにも期待が高まるものの、見た目はちょっと減点ですね。
(。・н・。)パクッ
う〜〜〜ん、、、下味そのままの味です。
ゴンズイは非常に上品なお味をしておりますため、下味をつけると大負けして、ゴンズイの美味しさはどこかに飛んで行ってしまいます。
ゴンズイの唐揚げに下味はいらんね。
フライの時にはベストマッチしていたトロける食感も、唐揚げには合わないような……
そしてフライの時には気にならなった背骨や小骨が気になります。二度揚げしてもダメ。口に障りまくり。
煮物のときと同じく、背骨がウザすぎて食えたもんじゃねぇです(・∀・;)命を頂いてるから全部食うけどなっ!
■ゴンズイ唐揚げの作り方
ゴンズイの量は測ってないけど、おそらく300g弱だと思います。
調味料もアバウトなのですが、ポリ袋にニンニク・ショウガのすりおろし大さじ2、醤油大さじ2、みりん大さじ1、酒大さじ1ぐらいを入れて合わせます。
でもゴンズイは下味ないほうが美味しそうなので、この工程はいらないかもー。もしくは調味料はごく軽く味がつくくらいの、わずかな量に変えたほうが良いと思われます。
ゴンズイも入れて軽く揉み、30分ほど冷蔵庫で寝かせて味を染み込ませます。
小麦粉大さじ3を入れて揉みこみ、全体に小麦粉が行き渡ったら、片栗粉大さじ3を入れて揉み、片栗粉を全体にまぶします。
あとは油でカラッと揚げれば完成です!
■ゴンズイの感想
今回の子たちは内臓処理がされないまま時間が経ってしまった子たちだからなのか、少々臭みが気になりました。
でも味自体は非常に良く、フライはとにかく絶品です!
トゲを処理しながら1尾1尾捌くのは骨が折れますが、その労力に報いてくれる味わいです。
今回の子たちは幼魚で、サッパリした子たちでしたが、大きい個体や、脂ののった個体だったらまた違った味わいなのでしょう。
自分で釣ったらその場で内臓処理をして、お刺身でもいただいてみたい所存です。
※画像は全て筆者撮影
■ゴンズイ購入場所:海鮮市場マルモト
https://www.0-to.com/
(執筆者: ゆずくん)
