
<DeNA1−4阪神>◇21日◇横浜
阪神前川右京外野手(23)が天敵・平良を沈めた。4回、森下のソロで追いついた後、2死から大山が二塁打でたたみかける。続く6番打者は神経を研ぎ澄ませていた。独特のアームアングルで投げてくる右腕とは実は初対戦だった。
「リリースポイントが見にくかったので、どうなることかと思いました」と困惑したが、きっちり対応した。低めのシンカーをとらえて右前に運んだ。「うまく修正できました。先輩方が作ってくれた勢いに乗って打つことができました。かえってきてくれた大山さんに感謝です」。二塁走者の大山が好走塁で勝ち越しのホームイン。謙虚にV打を振り返った。
森下、佐藤が同時に30本塁打到達という派手な活躍。その後ろを打つ大山も好調。そのあとの6番がなかなか定まらず、日替わり状態。実績で勝る前川にかかる期待は大きい。佐藤、森下は野球に対する取り組み、細かい技術面においても身近な最高のお手本。次代の主力候補として“末っ子”も必死に食らいつこうとしている。
実は今季の得点圏打率が1割台だった。平良からここぞの1本。二塁打も放って存在感を見せた。【柏原誠】
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