「ウクライナを忘れないで」ミサイルで左脚切断…10歳の義足新体操選手が来日 日本で伝えた平和への祈り

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2026年08月24日 17:36  TBS NEWS DIG

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ロシアによるウクライナ侵攻が開始されてからきょうで4年半となります。「ウクライナのことを忘れないでほしい」。日本を訪れた10歳の義足の少女が訴える平和への思いを取材しました。

侵攻から4年半。今もロシアの攻撃が続いています。先週21日には、ウクライナ中部のショッピングセンターにドローン攻撃があり、16人が死亡しました。

こうしたなか、先月末、1人のウクライナ人の少女が来日しました。オレクサンドラ・パスカルさん(10)。

オレクサンドラ・パスカルさん
「(Q.日本に来てどう感じる)映像でしか見ていないけど、きっと素晴らしい国だと思います」

4年前の5月、自宅のある南部オデーサでミサイル攻撃に巻き込まれ、一命は取り留めたものの左脚を切断する大怪我を負いました。

3歳で新体操を始めたオレクサンドラさんは「もう一度、演技がしたい」と、義足をつけて競技を続けることを決め、リハビリを重ねてきました。

今回、日本を訪れたのにはある目的がありました。

新体操の演技を通じて、ウクライナの現状を日本の人々に知ってもらうとともに、平和や自由の大切さを訴えることです。

この日、訪れたのは都内の学校。戦争について学んでいる生徒たちが、オレクサンドラさんの体験をききたいと招待したのです。

およそ40人の前で思いを込めた演技を披露。生徒らとの交流では、ウクライナの現状をこう語りました。

オレクサンドラ・パスカルさん
「今は毎日警報が鳴っていて、人々が亡くなっています」

参加した生徒
「サーシャ(オレクサンドラ)さんが足を失った状態で演技をしているのを見ると、本当に今起こってるんだなというのが分かってきましたね」

「いつかパラリンピックに新体操競技が採用され、ウクライナ代表としてその舞台に立ちたい」と語るオレクサンドラさん。

来日中、リオオリンピックに体操女子の日本代表として出場した宮川紗江さんとも対面しました。

宮川さんの現役時代の動画を見ると…取材中、あまり笑顔を見せなかったオレクサンドラさんの表情が明るくなった瞬間でした。

リオ五輪 体操女子日本代表 宮川紗江さん
「かわいかったです。未来に向かって頑張っていくと思うと、応援したくなる気持ちでいっぱいでした」

奪われた日常と向き合いながら、それでも未来を描き続けるオレクサンドラさん。こんな思いを繰り返し語っていました。

オレクサンドラ・パスカルさん
「みんなにウクライナの戦争を忘れないでほしい。亡くなったり怪我をした子どもたちを忘れないで応援してほしい」

侵攻の終わりは、今も見えないままです。

このニュースに関するつぶやき

  • 「ウクライナを忘れないで」皮肉な話だがどういう形であれ停戦が成立したら世界の大半はウクライナを忘れるのではないかと個人的には思う。
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