ママスタ子どもが成長するにつれ、親が戸惑う瞬間は増えていくものではないでしょうか。ついこの前まで「一緒に行く」と言っていたわが子が、突然「留守番している」と言い出す……。嬉しいような、寂しいような、複雑な気持ちになるママもいるかもしれません。
『高3を1泊留守番させる? 用事があって「地元帰らないと」と言ったら、「行ってくればいいじゃん」と返された。今までならついてきてくれたのにな……』
投稿者さんは、戸惑った様子です。子どもの成長を感じる一方で、ママとして不安や寂しさもあるのでしょう。
高校3年生なら大丈夫では
まず寄せられたのは、「高校3年生なら1泊くらい問題ない」という意見でした。
『高3でしょ? レンジはつかえるだろうし、コンビニで買い物もできるよ』
『小3ならムリだけれど、高3なら2〜3日くらい留守番できるでしょう?』
高校3年生ともなれば、年齢的には18歳になる子もいる時期。進学や就職で親元を離れる子も少なくありません。そのため、「1泊程度で心配しすぎでは」という声が目立ちました。また、「自分自身も高校生の頃に留守番を経験した」というママもいます。
『うちは兄と私が高校生のとき、両親が2週間海外旅行に行って留守番した』
『高校生のときに2泊3日ひとりで留守番したけれど、めちゃくちゃ楽しかった』
とくに印象的だったのは、「親がいない時間は特別だった」という体験談でした。
『お金を置いていってくれたから、自炊したり好きな物を買ったり、夜更かししてゲームしたり。あの2泊3日は今でも貴重な思い出』
『親が留守の間のゴールデンタイム』
親にとっては不安でも、子どもにとっては「自由を試せる貴重な経験」なのかもしれません。誰にも干渉されず、自分で時間をつかう体験は、大人への第一歩とも言えるのでしょう。さらに、「高3で留守番できないほうが不安」という厳しめの意見もありました。
『進路によっては、受験でひとり遠方に泊まることだってあるよね』
もちろん、戸締まりや火の始末など最低限のルール決めは必要でしょう。それでも「任せてみることも大切」という考えのママは少なくないようです。
本人的には可能だけど、心配だから留守番NG派
一方で、「高校生でも泊まりの留守番は不安」という声もありました。
『物騒だから心配になるよね。うちは女の子だったから、高校生でも1泊留守番はさせなかったよ』
「何かあったら」と考えてしまう親心も自然でしょう。また防犯面だけではなく、「ハメを外してしまわないか心配」という意見も。
『夜中に友だちを家に呼ぶとか、出かけて悪さするのではないかと心配だった』
『留守番できるとは思うけれど、私は放置できない。気持ちの問題』
実際には問題を起こさない子でも、「親がいないことで気が緩むのでは」と考えるママもいるようです。なかには、「両親とも家を空ける必要があるの?」という意見もありました。
『うちならどちらかが残ると思う』
子どもの性格や普段の生活態度によって、ママの判断も変わってくるのでしょう。「絶対大丈夫」と言い切れないからこそ、悩むのかもしれません。
留守番の申し出は子どもの成長かもしれない
ママたちは投稿者さんの子どもの「行ってくればいい」との言葉を、子どもが成長した証拠と捉えているようです。
『いつもは着いてきた。でも今回は違う。子どもはそれだけ大人になったのだよ。ひとりで行ってらっしゃい』
子どもは少しずつ親から離れ、自分の世界を作っていくものなのでしょう。ママにべったりだった頃と同じではなくなるのは、成長です。そして、投稿者さん自身の気持ちを指摘する声もありました。
『学校もあるし子どもが平気なら任せるしかない。親離れしているのが寂しいの?』
『子ども扱いしすぎ』
少し厳しい言葉ではありますが、それだけ「子離れも必要」なのでしょう。もちろん、寂しさを感じるママに寄り添う声もありました。
『寂しい気持ちになりますよね。いくつになっても心配はする。でもお子さんは、のんびり羽を伸ばしたいだけ。自立と子離れの第一歩ですね』
子どもが親と距離を取りはじめる瞬間は、親にとっても大きな節目なのかもしれません。投稿者さん自身も、ママたちのコメントを受けてこう話していました。
『ありがとう。子離れできないのは私のほうだ……。来年からひとり暮らしする予定だしいいよね』
今まで当たり前だった「一緒」が少しずつ減っていくのは、やはり寂しいもの。しかし、それは子どもが成長している証でもあるのかもしれません。子どもを信じて任せること。そして親自身も少しずつ“手放す準備”をすることが大切なのでしょう。高校3年生の1泊留守番は、単なるお留守番ではなく、親子にとっての小さな自立の練習なのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・金のヒヨコ
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