主任検事「問題の映像見てない」=元特捜検事公判で証言―大阪地裁
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2026年08月24日 19:31 時事通信社

大阪地検特捜部の業務上横領事件の捜査で「検察なめんなよ」などと罵倒し、違法な取り調べをしたとして、付審判決定で特別公務員暴行陵虐罪に問われた元担当検事、田渕大輔被告(54)=現東京高検=の第3回公判が24日、大阪地裁(大森直子裁判長)であった。事件の捜査で主任を務めた検事(53)が証人出廷し、問題となった取り調べを録音・録画した映像について、起訴までに見なかったことを明らかにした。
主任検事は、取り調べの映像を当時、「断片的に見ていたが、問題の部分を見た記憶はない」と証言した。確認しなかった理由については「視聴する時間がなかった」などと説明。捜査をチェックする総括審査検察官が起訴直前に作成した報告メモにより、田渕被告に机をたたくなどの言動があったことを知ったが、「自白の任意性を損なうものではない」と結論付けられたことも理由に挙げた。
一方で、取り調べを問題視する報道を受けて視聴し、「適正さを欠くと思った」とも語った。
次回公判は10月6日に開かれ、弁護人が冒頭陳述などを行う。田渕被告は初公判で「言動に間違いはないが、陵虐の意図はなかった」と無罪を主張している。
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