
バレーボール女子日本代表(世界ランキング6位)は29日、中国・天津で行われるアジア選手権準決勝で、同17位のタイと対戦する。優勝国に与えられる28年ロサンゼルス五輪切符まであと2勝。立ちはだかるのは、大会連覇を狙う難敵だ。
タイは1次リーグB組を3戦全勝で首位通過。オーストラリア、インドネシアをストレートで退け、カザフスタンにも3−1で勝利した。準々決勝では韓国を3−0で圧倒。ここまで4戦で落としたセットはわずか1と、日本と同様に安定した戦いを続けている。
武器は、キャプテンを務めるポーンプン・グーパートの変幻自在なトスワークから繰り出す高速攻撃だ。27日終了時点でグーパートはセッター部門トップ。アウトサイドヒッターのサシパポーン・ジャンタウィスットが大会最多の71得点、オポジットのピンピチャヤ・コクラムが同2位の63得点を挙げ、両輪として攻撃を牽引(けんいん)する。チャッチュオン・モクシーやミドルブロッカーのタットダオ・ヌクジャンら、経験豊富な選手もそろう。
その顔ぶれは、日本にとってもおなじみだ。タットダオは現在、PFUでプレー。チャッチュオンは今春まで姫路に所属し、日本代表リベロの福留慧美とは昨季のチームメートだった。ピンピチャヤはKUROBEに3季在籍し、ポーンプンもトヨタ車体でプレーした経験を持つ。互いに手の内を知った上での攻防となる。
前回23年大会でも、準決勝で日本の前に立ちはだかった。セットカウント1−2から逆転して3−2で日本を退けると、決勝でも中国とのフルセットを制し、09、13年に続く3度目の優勝を果たしている。
|
|
|
|
直近の対戦となった7月のネーションズリーグ大阪大会では、日本が3−1で勝利した。ただ、第3セットを奪われ、第4セットも接戦。タイはその2日後に強豪ブラジルを3−0で破っており、勢いに乗せれば世界上位をのみ込む力を持つ。サーブで守備を崩し、自在な攻撃を組み立てさせないことが、決勝進出への鍵となりそうだ。
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2026 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。