
静まりかえったリビング。以前は賑やかだった空間に、今は俺1人だけ。1人で過ごすのって、こんなにも静かなんだな……。

これからは1人の暮らしだし、そこまでお金もかからないだろうから、また頑張って貯めればいいだろう。妻子がいない分、食費も光熱費もだいぶ浮くはずだし。そう自分に言い聞かせたそのとき、スマホが鳴った。着信は母。何だか嫌な予感がしながらも電話に出た。
どうやら、父がまた倒れてしまったらしい。これまでとは違って深刻で、仕事も続けられなくなりそうなんだとか……。
母が何を言わんとしているのかは、すぐにわかった。父が仕事できない分、俺に援助してほしいということだろう。
|
|
|
|

妻子が出て行き、1人になった家で寂しさを感じていた俺。離婚とマイホームの購入云々で貯金は底をついたが、「1人だから大丈夫だろう」と楽観視していた。しかしその矢先、実家の母から連絡が入る。なんと父が再び倒れ、父が手掛けていた事業を続けることは困難になったらしい。長男の俺は、金銭的援助を求められた。「家族でしょ?」という言葉が重くのしかかる。かつて元妻が抱いた不安が現実となり、途方に暮れるしかなかった。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・海田あと
