「20でも30でもない」 なぜビジネスリュックを21段階で調節するのか

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2026年08月31日 12:51  ITmedia ビジネスオンライン

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21段階で何が変わる? エースの新型ビジネスリュック

 体型に合わせて細かく調節できるビジネスリュックが登場した。バッグメーカーのエース(東京都渋谷区)が9月2日から発売する「ガジェタブルDP3 AJ」だ。肩ひもの取り付け位置と角度を21段階で調節できる新機構「アジャスタブルハーネス」を搭載している。どのような商品なのか。


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 同商品は、スリムな形状ながら、仕事道具を効率よく収納できるシリーズ「ガジェタブル」(累計販売60万個)の新モデル。付属の六角レンチを使って、肩ひもの取り付け位置と角度を21段階に調節できる。左右を個別に設定できるため、肩の厚みや高さに左右差がある人にも対応する。


 価格は中サイズが6万6000円、大サイズが6万7100円で、カラーはブラックとネイビー。耐久性を高めた上位モデル「ガジェタブルDP3 LTD AJ」(ブラックのみ。中サイズ7万8100円、大サイズ8万300円)も展開する。


 ハイブリッドワークの定着でノートPCを持ち歩く機会が増え、通勤時の荷物は重くなりがちだ。実際、ビジネスリュック使用者の約4割が「背負い心地に不満がある」と回答している(2025年、CM総研調べ)。エースは、体に合わないリュックが肩や首、腰への負担、肩ひものずれ落ちにつながりかねないと指摘する。


 そこで同社は、独自の人体測定器で肩の形状を分析。フィット感を高めるには、肩ひもの取り付け位置と角度が重要だと判断した。


●21段階に込めた狙い


 前モデル「ガジェタブルDP2 4U」では、背中の長さや肩回りの厚みを分析した上で、4種類のハーネスを用意してきた。


 新機構ではさらに細かく調節できるようにし、高さ7段階・角度3段階を組み合わせた21通りとした。エースの開発担当者は「21という数字は、計測データから導き出した必要な調節範囲を機構に落とし込んだ結果だ」と説明する。


 開発で頭を悩ませたのが、調節ポイントをどこまで設けるかだった。計測データには、似た肩の形状の人が多いパターンもあれば、少数しかいないパターンもある。限られた調節の中で、できるだけ多くの人にフィットするよう、調節ポイントの位置を検討するのに苦労したという。


 体型による傾向もある。背が高い人ほど肩ひもの取り付け位置は高く、小柄な人ほど低くなりやすい。肩回りに厚みがある人や肩幅が広い人は角度が広く、厚みが薄い人や肩幅が狭い人は角度が狭くなる。「見た目だけでは判断が難しく、実際に測定すると、本人が思っていた体型とは異なる結果になることも多い」と開発担当者は指摘する。


  リュックの背負い心地は、サイズだけでは決まらない。肩の高さや厚みには個人差があり、それに合わせて調節できる範囲を広げたのが今回の新機構だ。20でも30でもなく21。数字ありきではなく、さまざまな肩の形状を計測した結果、たどり着いたのが21段階だった。



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  • ビジネスリュックって有るんだね〜 コレは『大人のランドセル』
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