ファミマ、10年ぶり「新型レジ」導入 有人・セルフを1台に集約、どう変わったのか

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2026年09月03日 16:10  ITmedia ビジネスオンライン

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ファミリーマートは新型POSレジを導入する

 ファミリーマートは9月3日、10年ぶりとなる新型POSレジを9月から本格導入すると発表した。2027年2月末までに全国の店舗への設置を完了する予定だ。レジ関連業務を1日当たり2割削減することを目指す。


【画像】ファミマの新しいレジを見る


 新型POSレジは、店員側と客側にタッチパネル式のディスプレイを備え、店員が対応する「有人モード」と、客自身が操作する「セルフモード」を1台で切り替えられる。


 これまでのファミマでは、有人レジとセルフレジを別々の端末として設置していた。セルフレジは全体の約4割の店舗に導入している。今回、両方の機能を1台に集約した新型POSレジに置き換え、全国で約3万7000台を設置する。


●ピーク時は有人モードで対応


 客数が増えるピーク時間帯や、公共料金の支払い、お酒やたばこ、レジ横のホットスナックなどの購入といった、スタッフの対応が必要な場合は有人モードを使う。これまでの有人レジ同様に商品のスキャンは店員が行う一方、決済手段は客がタッチパネルで選ぶ方式に変更した。


 決済にはNECの次期決済端末を導入した。電子マネーやクレジット、バーコード決済など約40種類のキャッシュレス決済サービスに対応する。


 客が現金を投入すると、お釣りが自動で払い出される「自動釣銭機」も導入した。お釣りの渡し間違いを減らし、レジ対応の正確性を高める。レジから現金を取り出しにくくすることで防犯対策にもなる。店員が現金に触れる機会も減るため、食品を扱う際の衛生面の向上にもつながる。


●セルフモードの特徴は?


 客数が落ち着く深夜帯や、店員が品出しや清掃など他の業務を行う際は、セルフモードに切り替える。基本的な操作は従来のセルフレジと同じだ。ファミマの公式アプリ「ファミペイ」を利用する場合は最初にスキャンし、購入する商品を登録して、支払い方法を選んで決済する。


 新型POSレジでは、従来のセルフレジではできなかった「電子マネーへのチャージ」にも対応した。消費期限が迫ったおむすびや弁当などを対象に割引する「エコ割商品」も購入できるようにした。


 利用客が店員に対応してもらいたい場合や操作方法が分からない場合に備え、画面上に「スタッフ呼び出しボタン」を設けた。ボタンを押すと呼び出し音や他のレジ端末への通知でスタッフに知らせ、対応を促す仕組みだ。


●店舗に合わせてレジの構成を変更できる


 店舗ごとの設置環境に合わせて、レジの構成を変更できる点も特徴だ。通常は店員側と客側の2面にディスプレイを備えるが、店員側のディスプレイをなくし、客側の画面だけを備えたセルフレジ専用の形にして、壁面に設置することも可能だ。キャッシュレス決済の比率が高い店舗では、自動釣銭機を付けない構成にもできる。


 今後、ひらがなや英語への表示切り替え、音声による案内機能なども順次導入する。


 ファミマでは、約3割の加盟店で人材不足が課題だという。店舗スタッフの業務の3〜4割を占めるレジ業務を、新型POSレジで効率化する。同社は2030年度までに、店舗における1日当たりの総労働時間を2025年度比で約2割削減する目標を掲げる。



このニュースに関するつぶやき

  • セブンと違って画面がデカいんだね。でもウチの近所はセルフレジが無いんだよな〜
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