バルセロナを率いるフリック監督 [写真]=Getty Images バルセロナは6日、ラ・リーガ第4節でバレンシアと対戦し、5−0で勝利した。試合後、バルセロナを率いるハンジ・フリック監督は、完勝を喜びつつも、改善点も付け加えた、同日、現地メディア『ムンド・デポルティーボ』が同監督のコメントを伝えている。
試合は序盤の6分、スペイン代表FWラミン・ヤマルの2試合連続ゴールで、ゴールショーの幕が上る。以降、同代表MFフェルミン・ロペス、ブラジル代表FWハフィーニャ、同代表MFペドリらがゴールを奪うと、終盤に入った84分にはヤマルが2試合連続の”ドブレーテ”を達成。敵地『エスタディオ・デ・メスタージャ』で、日本代表MF佐藤龍之介も途中出場した中、バレンシア相手にも“マニータ”を成し遂げ、バルセロナが開幕4連勝を飾った。
試合後、フリック監督は「素晴らしい試合だった。試合の最初から最後まで、我々が試合をコントロールできた。これこそ、まさに私が望んでいたことだが、決して驚きはない。なぜなら、我々が日頃から練習してきた成果だからだ。ほぼ完璧な試合だった」と充実ぶりを明かす。「試合をコントロールし、スペースを突いて得点を狙わなければならない。我々はまさにそれを実行した」と、勝利を喜んだ。
「私にとって重要なのは勝ち点3だけだが、ピッチ上には質の高い選手が揃っていて、スペースもあり、守備ラインが深い相手に対してもうまく攻撃できる。それは良いことだし、特にこの暑さ(34度)の中で試合をコントロールできたのは良かった。満足している」
バルセロナはラ・リーガ開幕4試合で17得点と圧巻の攻撃力を誇っている。今夏の移籍市場では、アトレティコ・マドリードに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの獲得こそ叶わなかったが、アーセナルから元ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスを迎え入れた。一方で、“9番”不在の中でも大量得点を重ねられていることもあり、現状のままでも戦えるとの見方もあるが、「我々のアプローチは変わらない。ストライカーは必要だ」とフリック監督。同試合の81分からピッチに立ち、バルセロナでのデビューを飾ったジェズスの重要度を口にするとともに、「たとえば、今日はペドリも得点した。ピッチ上の誰もがゴールを決めることができることが理想だ。我々はスペースをうまく利用し、得点のチャンスを待つだけでいい」とも口にしている。
また、加入後初のスターティングメンバーに名を連ね、安定感をもたらしたスペイン代表MFロドリについて、フリック監督は「ロドリのやっていることはすべてが理にかなっている。チームにとって刺激的だ。それはピッチ上だけでなく、ロッカールームでも同じだ」と称賛している。
ポジティブな言葉ばかりが並ぶゲームとなったが、決して今のチームが緩んでいるわけではない。フリック監督は「5−0で勝利した後にこんなことを言う必要はないかもしれない」と前置きしつつ、さらなる改善点についても触れている。
「我々には常に改善の余地があることを忘れてはならない。より多くのパスを繋ぎ、さらに試合をコントロールできるように努力する必要もある。シーズンははじまったばかりで、ここから数多くの試合が控えている。常に体力を管理しなければならない」
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