
ビジネス書で部下の扱い方を学ぶ人は少なくないだろう。しかし、現実の職場にはそれがまったく通用しないケースもあるようだ。
投稿を寄せた関東在住の40代男性は、職場でのこんなギャップについて胸中を語る。(文:篠原みつき)
「ビジネス関係の本、とりわけマネジメントの本を読んでいると、学びになることもあるもののどうしても疑問に思ってしまうことがある」
「なぜ、部下は最低限でもやってくれるという前提なのか??」
「『最低限』もできない人種が世の中にはたくさんいるのだ」
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そんな疑問とともに、職場の惨状を次のように語る。
「やる気がなく能力もない。そういう人が部下にいる以上は、その能力の中で最大限マネジメントしていくものだが、それは理解している」
だが、「最低限」もできない人が「世の中にはたくさんいるのだ」という。
男性によれば、彼らがやるのは「ルーティン業務のような、簡単で毎日するものは仕方なくやる。彼らの最低限はここだ」という。マネジメント側としてはルーティンに加えて最低限の仕事をこなしてほしいと考えるが、「彼らの生態はルーティン業務だけだ。酷いときはそれすらままならずミスを繰り返す」と辟易している様子だ。
仕事をやらない言い分も様々だ。
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「あるものは社員等級が低いからと言い。あるものは定年を控えているから仕事は若い方にと言い。あるものは会社に対して望むものがないので仕事はしないと言い」
さらに厄介なのは、この無気力病が「だれそれさんがやらないから私もやるのやめよう」と伝染していくことだという。
「どうせ管理職はなんも見てないから大丈夫」と負の連鎖
男性は「本来ならどこかでメスを入れるべき状況」と言うものの、上層部も機能していないようだ。
「管理職側も同じようだともう手が付けられない。ものを言えない課長、現場を知ろうとしない本社の次長や部長。そういった管理職のもとの現場は、どうせ管理職はなんも見てないから大丈夫と。負の連鎖が続いていく」
マネジメントの本には部下を導くための施策政策が山ほど書かれているが、男性は「それはあくまでも『まっとうな社員』がいて成り立つものだ」と指摘する。
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マネジメント層も社員たちも無気力病が蔓延する中、現場の一部である主任や係長だけが疲弊していくという。男性は「こうやって日本は弱くなっていくのか」と嘆き、自身の今後についてこう締めくくった。
「かくいう私も、いつ無気力病に落ちていこうか思案中である。うちの会社、終わってるよなあ」
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