※この画像は生成AIによるイメージです 大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。
◆今日もキモくてありがとう
今回のテーマは「おじさんのキモLINE」です。
私はホステスとして仕事をしているときはもちろんのこと、フリーのライターとして働く際も、毎日数々のおじさんのお世話になっています。中には、このような記事で取り扱うのに最適と言いますか、ヤバいおじさんもいて、ちょっと笑えるものからそうでないものまで、とにかく「キモLINE」の例には困りません。ありがたいです。
おじさんにはぜひ「これってオレの話かも」と、ヒヤヒヤしながら読んでいただきたいと思います。
◆その1:とんでもない下ネタ
西東京市の某安キャバにいた頃、当時はちょうど「鬼滅の刃」の遊郭編か何かがテレビで放送されており、おじさんたちの間でも話題になっていました。
その日は深夜に「今夜は君と無限発射編」「朝ならもっと頑張れます(笑)」と、おじさんからLINEがあり、その翌朝には「昨日は大変失礼しました」と、4スクロール分はありそうな反省文が届いていました。
◆その2:「風邪をひいて寝込んでいます」「今から皇居ランです!」などの“俺通信”
ホステスを最も悩ませているのが、地味にこれなんじゃないかと思っています。お店で過ごした楽しい時間を無邪気に「相思相愛だから」とし、付き合いたての彼氏やお友だち感覚で日常を共有しようとしてくれているのかもしれません。
おじさんに悪気はないし、むしろ良かれと思ってやってくれていそうで、こちらは嫌な顔をしづらい。とはいえ「余計な仕事を増やさないで」が本音です。
◆その3:「夜なら会えますよ」…なぜかイケメン目線
私のようなフリーの、しかも割と「何でも書きます」的なフットワークの軽さ、安っぽさで日銭を稼いでいるライターはとにかく舐められやすいです。「打ち合わせ」「顔合わせ」と題した会食に呼ばれることもしばしばです。もちろん相手は全員ジジイです。
しかも楽しいのはジジイだけなのに、「お礼に食事でも」「夜なら会えますよ」「久しぶりに出かけますか?」と、ジジイと食事をしたい、会いたい、出かけたいのが「私」にすり替わっていて驚きます。キムタクでもゴローちゃんでも、ただの中高年なのに? どうしてイケメン目線なのでしょうか。
◆その4:「そんなことないですよ」待ちの自虐
イケメン目線な中高年男性はもちろんうっとおしいですが、「もうオジサンだよね(笑)」「オレなんて相手にしてくれないでしょ(笑)」「オジサン相手じゃ楽しくないよね(笑)」と、下手(したて)に出て……
「そんなことないですよ!若いです」
「そんなことないですよ!好きです」
「そんなことないですよ!楽しいです」
こういった言葉を待っていることがみえみえなおじさんも、これはこれで構ってちゃんが過ぎます。
◆その5:「君のために言ってあげてるんだよ」など大説教
また、フラれた腹いせに大説教こいてくるおじさんも……。これは、大阪・北新地の某キャバクラにいたころのお話です。女子大生キャバ嬢が浮かない顔をしているので話を聞くと、50代のおじさんから「旅行とかどうすか(笑)」としつこくLINEがあるとのこと。
「就職活動で忙しい」「夏休みは卒業旅行に出かけている」と彼女が返信したところ、おじさんは、「ていうかこの仕事舐めすぎ」「君のために言ってあげてるんだよ」と、キレ散らかしてきたそうです。
◆なぜおじさんはキモいLINEを送ってしまうのか
おじさんがキモいLINEを送ってしまうのは、ひと言でいうと「ズレているから」なのですが、もう少し具体的に解説してみます。
・現役感をあきらめきれない
おじさんは、リスクを冒さずに、手軽なLINEを使って「異性とドキドキするやり取り(恋愛ごっこ)」を楽しもうとしています。
・「おもてなし」を誤解している
私たちがキャバ嬢、ホステス、またはフリーのライターとして仕事上送った「丁寧な返信」を、「俺に気がある」「俺と話したくてたまらないんだ」と誤変換するおじさんは少なくありません。
・自分だけは特別だと思っている
世間の「キモいおじさん」に対する反応は見ているものの、「俺はユーモアもあるし、話がわかるタイプだから嫌われていない」と謎の自信を持っているおじさんも。
自身を、ちょっとお茶目で、あくまでも無害なおじさんであると認識しており、「キモいおじさん」枠に入っているとは夢にも思っていません。
・LINE=コスパ最高のおもちゃ
家庭や職場で孤立し、満たされない寂しさを抱えるおじさんでも、LINEなら1円もお金を払わず、気軽に女性に構ってもらえます。
◆おじさんの振り見て我が振りなおしましょう
今回は、「おじさんのキモLINE」について解説しました。
特にキャバクラやクラブ、スナックなど、おじさんが「絶対に殴り返されない環境で安心してプロレスを楽しむ場」では、おじさんの誤解や勘違いに拍車がかかるのも仕方ないかもしれません。
仕方ないとはいえ、それで好きな女の子に笑われたり、泣かれたり、最終的には無視されたりして悲しいおもいをするのはおじさんです。おじさんの振りみて我が振りなおしましょう。
文/みずえちゃん
【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989