
見知らぬ人の何気ない気遣いに、感激することもある。投稿を寄せた埼玉県の40代男性は、仕事休みに地元の天然温泉施設へ行った時のことを振り返った。男性は、のんびり入浴した後、温泉近くのコンビニに寄った。
駐車場には近県の大学の大型バスが駐車していた。店内には部活動の遠征とみられる大学生集団が20人ほどいて、混み合っていたという。(文:法田ひまり)
「お待たせしちゃうと申し訳ないので、気になさらず先にどうぞ」
会計には時間がかかりそうだったが、男性は特に気にせず飲み物と軽食を持って列に並んだ。すると、「リーダーっぽい男子学生」が他の部員に声をかけた。
「おい。他のお客様のレジ先にやってもらおうぜ」
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他の部員も嫌な顔も反発もせず「どうぞどうぞ」と、男性を含め何人かの会計を先に譲り、協力して通路を開けたり、声を掛けたりしていたという。
男性が「ごめんね。先にしちゃっていいの?」と聞くと、学生は「はい。自分ら人数多いのでお待たせしちゃうと申し訳ないので、気になさらず先にどうぞ」とすがすがしく譲ってくれたそう。
「本大学にとっても教育冥利に尽きるご報告で、ありがとうございました」
男性は学生たちに何度もお礼を言って退店したが、素晴らしい対応に感激したため、その大学に報告とお礼のメールを送った。すると学生課からも丁寧な返信が来た。
「本大学の生徒が、遠征先で行ったことに対してお礼のメールをちょうだいするほど感動していただけるようなことは、本大学にとっても教育冥利に尽きるご報告で、ありがとうございました」
この出来事を踏まえ、男性は若者に対する期待を綴っている。
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「いつの時代にも、『最近の若者は』というセリフが出がちではありますが、ああいった方々がやがて社会に出た時に、まっとうな社会人としてリーダーシップを取っていってくださることを楽しみにしていきたいと思う出来事でした」
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