【ローズS予想】デビューから相手に恵まれすぎている感あり!? 人気の一角でも戦績ほどの評価はできない一頭とは

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2026年09月12日 16:30  netkeiba

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イクシード(撮影:下野雄規)
 今週の日曜日は、阪神競馬場でローズステークス(GII・芝1800m)が行われます。

 近年のローズSは中京芝2000mで開催されることもありましたが、今年は阪神芝1800mが舞台となります。ここでは12年以降の阪神芝1800mで開催されたローズS(計10レース)を対象に傾向を紐解いていきたいと思います。

 データ対象のローズSでは、前走から中9週以上と間隔の開いている馬が圧倒しています。データ対象のローズSで、前走から中9週以上の馬は[8-6-4-69]。一方、前走から中8週以内の馬は[2-4-6-57]となっています。

 前走から中9週以上の馬の好走が目立っているのは、前走オークス組が結果を残しているからです。データ対象のローズSで、前走から中9週以上で馬券に絡んだ18頭のうち、12頭が前走でオークスに出走。

 オークスに出走できているのは、トライアルで結果を残している馬。もしくはオークス出走に必要な賞金を加算できている馬と言えます。どちらのケースでも高い能力があることに変わりはありません。データ対象のローズSでは、能力のある馬が順当に力を発揮しているのでしょう。

 今年のローズSでも、前走から極端に間隔の開いている馬については、前走で出走したレースによって評価を変える必要がありそうです。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走から中15週以上(ただし、前走がGII以上だった馬は除く)
[0-0-0-9]複勝率0%
該当馬:イクシード

※特に言及のない限り、データは12年以降の阪神芝1800mで開催されたローズS(計10レース)を対象にしています。

 上位人気が予想されるイクシードが該当しました。

 データ対象のローズSで、前走から中15週以上の馬は[7-4-2-59]。馬券に絡んだ13頭のうち、12頭が前走でオークスに出走。残る1頭はGIIのフローラSに出走していました。前走でオークスに出走している馬は先にも書きましたが、高い能力を生かすことで休み明けのハンデを克服しているのでしょう。また、前走がフローラSだった馬については、ローズSと同格のレースの流れを経験していたことがプラスに働いたと考えられます。

 一方、前走から中15週以上かつ前走がGIII以下だった馬には好走例がありません。前走でローズSに生かせる経験が出来ていないことや、休み明けを克服するだけの高い能力がないことなどが苦戦している要因なのでしょう。

 該当馬に挙げたイクシードは前走から中15週で出走。前走は1勝クラスとなっていますので、過去の傾向から人気でも信頼できない1頭と言えます。

 イクシードは兄にイクイノックスがいる良血馬。大きな注目を集めた新馬戦は圧倒的な人気に応えデビュー勝ち。ただ、2着以下の馬で目立った実績を残した馬はいませんし、やや相手に恵まれた感もある一戦だったように思います。

 2戦目のフラワーCは重賞初挑戦で3着と好走。しかし、このレースの1、2、4着馬はオークスで大敗。同世代の牝馬トップレベルとは力差のあるメンバーが相手だった可能性がありますし、このレースも高く評価することはできません。前走の1勝クラスも勝つには勝ちましたが、同レースで2着から5着に入った馬はすべて次走で人気よりも下の着順に終わっていることから、低レベルだった可能性を否定できません。

 デビューからの3戦で2勝3着1回と堅実に走れているイクシードですが、今回はオークスで上位に入線した馬が相手になりますし、夏競馬で圧倒的なパフォーマンスを見せた馬も出走を予定しています。近走よりもレベルの高いメンバーが相手になりますし、ここであっさりと凡走しても何ら不思議はありません。

 関西への長距離輸送も初めてになりますし、人気で買うほどの魅力は感じられません。どちらかと言えば人気が先行しすぎている印象を受けますし、ここは過剰人気に思えるイクシードを軽視した馬券で勝負してみたいところです。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。

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