
西武の鳥越裕介1軍ヘッドコーチ(55)が13日、日本ハム戦(ベルーナドーム)の試合前に球場外で「よろしくお願いします」「読んでください」と声を張った。
本拠地横の駅前広場でこの日「ライオンズピンクリボンキャンペーン2026」のイベントが開催され、乳がんの検診車などもやって来た。
鳥越ヘッドは08年夏、ソフトバンクの2軍コーチ時代に妻の万美子さんを乳がんで亡くしている。「当時、自分は無知でした」と悔やむ。今も毎朝、夫人をしのんでいる。
「女性は婦人科系なんで意識はしてると思うんです。男性の方にもけっこう知ってもらいたいというか、自分自身が本当に知らなかったので『乳がん』『検診』というキーワードで家庭なりパートナーなりと会話になって、ちょっと(検診に)行ってみようかという気持ちになっていただければ。早期発見、早期治療で治ると言われている病気なので、ぜひ面倒くさがらずに」
こんな思いから乳がんの早期発見を訴えかけるピンクリボン運動に賛同し、この日もスタジアムMCのYuumi氏と一緒に声を張り、開門前の西武ファンたちに啓蒙を行った。
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ブースに訪れるのを待つだけではなく、自身で入場を待つファンの中にも飛び込んでいった。
「いや、ライオンズ、男性ファン多いなと思って。おっさんばっかりやから。おっさんが居酒屋のノリで(飛び込みを受け入れてくれました)」
そう笑う。そして。
「今日ライオンズが勝ったら、たぶん打ち上げに行くでしょうから、その場でもそういう話になってくれたら。その場とか家庭に持って帰ってくれたらありがたいので、なんとか勝ちたいですね」
宣伝物を配り終え、鳥越ヘッドが球場へ戻る。入場を待つファンたちから、大きな拍手が起きた。【金子真仁】
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