「エロで稼いだ総額は10億円超」るるたんが語る驚きの稼ぎ方。「自分の権利は自分で握っておきたい」

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2026年09月13日 16:30  日刊SPA!

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都内某所で行われた対談は、熱を帯び、2時間近くに及んだ
 デリヘル、同人AV、写真集、撮影会、浅草ロック座への出演……自らの「エロス資本」を最大化し、SNSの総フォロワー130万人を数えるアダルトインフルエンサーとして活躍する、るるたん。「欲望マーケッター」として注目される彼女が、鈴木おさむ氏との共著『るるたん・おさむの欲望のKPI』(扶桑社新書)を上梓した。『週刊SPA!』で連載「エロス資本論」を開始した作家・橘玲氏が、るるたんと対談。エロス資本への目覚めや、収益最大化のためのマーケティング手法に迫った。
◆自分を俯瞰しながらキャラクターをプロデュースする

橘玲(以下、橘):るるたんは、風俗というビジネスの仕組みだけでなく、SNSのプラットフォームの仕組みをリバースエンジニアリングして、「こうすればエンゲージメントが上がる」とハックするのが好きなんじゃないですか。

るるたん:好きですね。私の場合、いい意味で自分のこだわりがあまりないんです。SNSで失敗する子と話していると、「これがやりたい」という自分の答えを強く持っていることが多いんですよね。でも私の場合は、自分が微妙だと思うメイクでも男性がいいと言ってくれるならそれでいい。整形をしないのも同じ理由で、自分への執着がないんです。だからこそ、自分のこだわりを捨てて「とにかくバズらせること」に集中できたのだと思います。

橘:お話を聞いていて感じたのですが、ご自身と「るるたん」というキャラクターの間に距離がありますよね。「るるたん」という存在をどこか突き放して、一個のキャラとしてプロデュースしている印象を受けます。

るるたん:そうですね。ふたつの人生を同時に歩んでいるような感覚があります。学生時代に人生が上手くいかないと気づき、太宰治が好きだった影響もあって、素の自分とは別に、別の自分をつくって登校していたんです。その存在に源氏名という形で初めて名前がついて、役割としての自分を可愛がれるようになってから、素の自分との上手な距離感が掴めるようになり、生きやすくなりました。

橘:私はもともと編集者で、「橘玲」もペンネームなんですが、やはり「橘玲」というキャラを編集している感覚なんです。このキャラクターに次に何をさせたら面白いかを常に考えているところが、ちょっと似ていると思いました。それにペンネームだと、SNSで批判されても「自分のことじゃないし」と思える(笑)。

るるたん:楽しいですよね。私もちょうどいい距離感です。

◆エロス資本による売り上げは10億円超

橘:女性のエロス資本というのはだいたい17、18歳ぐらいから目立ち始めて、20代でピークを迎え、そこから少しずつ価値が下がっていきますよね。これは女の子たちがみんなわかっている。だとすれば、自分がそのピークにいる間にエロス資本をどうマネタイズするか、収益を最大化するかという発想になるのは、経済学的にはきわめて合理的ですよね。

るるたん:そうですね。今は風俗をやっていることに、まったく後悔がありません。ただ、これだけ楽しくて、お客様のことも大好きな今の自分が、いつか風俗をやってしまったことを後悔する日が来るかもしれない。その後悔をなくすための対策が、お金だと思います。人に迷惑をかけずに済むという未来への安心感や、大切な人が病気になったときにお金を払える安心感。そういうものを買うためのお金を貯めておけばいいと考えました。そこで始めたのが同人AVです。

橘:なぜ同人AVだったんですか。

るるたん:風俗の単価を上げるということもしました。ただ、これ以上単価を上げるのは少し気持ち悪いなと思うようになって、それならSNSで自分の価値を高めて、同人AVを販売しようと考えたんです。同人AVはメーカーではなく、個人が撮影して販売する形態です。業務委託の方はいますが、私が出演するのはもちろん、企画から制作、価格の決定まですべてひとりでやっています。同人AVのおかげで、今までにエロで稼いだ総額は、たぶん10億円を超えているのではないでしょうか。もちろん税金を払うので、そのまま全部残るわけではありませんが。

橘:普通のサラリーマンが40年頑張っても、生涯収入は3億から4億円ですから、ものすごい金額です。

るるたん:そうなんです。だから、1億円でも手元に残っていれば、バイトをしながらひとりで生きていけますよね。そうなれば、もうエロス資本がなくても、他人に迷惑をかけずに生きられる。そのために最大化を目指してきたので、もう利確した感覚です。

橘:権利にしても収益にしても、自分でコントロールできるようにするという発想がすごい。

るるたん:大学で知的財産を学んでいて本当によかったです。特に自分の権利を他人に握られることの怖さは、かなり勉強しました。すごく優秀なエンジニアが会社で何千億円も利益を生む技術を開発したのに、本人にはボーナスが少ししか入らないという話を聞きましたから。だったら、自分の権利は自分で握っておこうと思ったんです。

◆同人AVは「ロングテールの仕事」

橘:私は以前から世の中の仕事について、「ベルカーブの職業」と「ロングテールの職業」という分け方をしています。医者や弁護士は、どれだけ時間あたりの収入が多くても、1日に対応できる顧客の人数には限界があります。舞台俳優も、劇場の座席数以上にはお客さんを入れられない。一方、映画俳優や作家・マンガ家、ミュージシャンなどは作品やデジタルコンテンツを無限に複製できるから、理論的には収入に限界がありません。だから、ベルカーブ型の仕事で成功した人は、どこかでロングテール型を目指そうとします。風俗も同じで、1回の単価を100万円にしたって、1日に対応できる人数には限界がある。そこで同人AVのように、ほぼゼロコストで複製できるものに移行するのは、非常に合理的だと思いました。

るるたん:そういう概念があったんですね。私自身はマーケティングを一切知らないままやってきたのですが、こうして後から第三者の方にフィードバックしていただいて初めて気づくということが非常に多いです。

橘:いろいろなことにチャレンジしてきた結果ですね。

るるたん:風俗もそうなんですが、よくも悪くも、天井が見えたら飽きてしまうんです。ただし新しいことをやりたいと思ったときは、真似された場合に自分と同じクオリティを出せないものしか手をつけないようにしています。

例えば最近では、撮影会をやっています。これは、たとえお金と人脈のある人が立ち上げても、いいキャスティングはできるかもしれませんが、その人自身が脱ぐわけではないので、その方では集客ができない。そう考えたときに、私がやる意味があると思ったからなんです。私は集客ができるので。まだ誰もやったことがなく、自分だからこそできる分野で稼ぎたいという発想でやっています。

橘:SNSによって、個人で仕事をつくれるようになったというのも大きいですよね。私は出版社に20年くらいいて、その後フリーランスになったんですけど、会社って若いときは面白くても、年齢が上がると面倒くさくなるんです。管理職で上と下の板挟みになって、人間関係を我慢したり。フリーランスだと、嫌な人とは付き合わないという選択ができるので、それだけで幸福度が劇的に上がります。

るるたん:私は逆に、組織に属した経験がほとんどないことに、ちょっと後ろめたさがあるんです。だから年に1回くらい、嫌な仕事をするようにしています。今まさにその最中で、9月に浅草ロック座での公演があります。「嫌」というのは軽蔑しているという意味ではなく、単純に自分に向いていないという意味です。ただ、それをしないと組織に属した経験がないまま、どんどんダメな人間になってしまう気がして。

◆性を売ることは尊厳を傷つけるのか

橘:世の中には、売春や風俗を否定的に見る人たちがいます。私自身は、エロス資本というのはその人が所有しているものなのだから、それをどう使うかは個人の自由であって、市場経済の中でやっていけばいいし、年齢制限のような「これはやってはいけない」というルールは、通常のビジネスと同じように法律で定めればいいと思っています。でも、それに反対する人たちには、「性を売ることは尊厳を傷つける」と主張しています。そのことについては、どうお考えですか。

るるたん:うーん……難しいですよね。「尊厳を売っている、お前はクソだ」というような言葉を投げかけられることはよくあって、そういうときに私は「確かにそうだな」と受け止めています。

橘:そもそも尊厳とは何か、という話もありますよね。例えばリベラルは、尊厳を自己決定権、すなわち自分らしく生きる権利だとして、中絶禁止法などに強く反発しています。女性が自分の身体を管理する自己決定権を持っているというのは、リベラルの立場としては筋が通っていますが、そうなると、エロス資本の自己決定権を否定するのは矛盾だと思うんですが、日本ではこうした議論は嫌われるのか、ほとんど取り上げられることはありません。

るるたん:エロス資本の所有権は、自分にあるべきです。でも日本だと、特に売春はどうしても福祉の文脈で語られがちですよね。

橘:そうなんです。私がおかしいと思うのは、「売春で生きていかなくてはならないのは“かわいそうな女性”なのだから、福祉で面倒を見ればいい」という発想です。健康なのに18歳からずっと生活保護で生きていたら、その人生のどこに尊厳があるのかは疑問です。自分のエロス資本をマネタイズして、お客さんに喜んでもらい、自分自身もその仕事にやりがいを感じられるとしたら、そのほうがよほど尊厳があると言えるのではないでしょうか。

るるたん:本当にそう思います。現実的ではないんですが、エロ業界でひとつやってみたいことは、夜職の「年金」のような仕組みをつくることです。例えば、女の子が今日5万円稼いだとして、2万円はその場で渡すけれど、残りの3万円は預かって管理してくれる人がいれば、その子たちの未来はもう少し明るくなると思うんです。信用の問題などがあるので、簡単ではありませんが。

福祉を受けるべき人はきちんと受けるというのは大前提として、自分で稼ぐことのやりがいや、人に迷惑をかけずに自分ひとりで生活を完結させられるという自信というのは、生きていく価値につながると私は思っていて。先を見据えて、セーフティネットをきちんとした形で置いておくという発想が大事だと思います。

橘:確かに風俗嬢には、年齢とともにマネタイズできるエロ資本が減っていったあとに、どうやって生きていくのかという問題がありますよね。キャバ嬢やアイドルなら、現役時代の経験を生かしてインフルエンサーになったり、プロデュース業などに移ることもできるかもしれませんが、風俗のセカンドキャリアは、まだ成功事例が少ない。

るるたん:そうなんですよ。辞めてからプロデュースや講習をしている人もいますけど、私はあまり好きじゃないんです。現役の人から教えてもらったほうがいいじゃないですか。だから私は、自分がエロを辞めたら、業界から去ろうと思っています。その代わり、絵とか、音楽とか、好きなことをやろうと考えています。

橘:だったら物書きはどうですか。私がこの仕事を選んでよかったと思うのは、年齢関係なく「生涯現役」で社会と関わっていけることです。

るるたん:ぜひやりたいです。

橘:これから先、るるたんというキャラがどんなふうに「進化」していくのか楽しみです。

るるたん:自分の人生を頑張ります!

るるたん
SNSの総フォロワー130万人(2026年8月時点)を数える人気インフルエンサー。19歳で新橋にて風俗デビュー。マーケティング思考を武器に絶大な集客力を誇り、デリス新宿では18か月連続ナンバーワンを達成。23歳で同人AVに転身し、トップの座に上り詰める。写真集の刊行、撮影会の主催、浅草ロック座では主演を務めるなど多方面で活躍している。共著に『るるたん・おさむの欲望のKPI』(扶桑社新書)

【橘玲】
作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。編集者を経て、’02年に国際金融小説『マネーロンダリング』で作家デビュー。同年刊行の『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』がベストセラーとなり、以後、金融、投資、社会制度、人生設計などをテーマに幅広く執筆活動

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  • 果て、税務署にきちんと申告しているの? 納税は国民の義務なんだが。もし、税務署に申告していないんだとしたら、逮捕・+罰金+実刑なんだが。
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