
先週(9月6日週)のグラフィックスカード売り場で目立っていたのは、ZOTACのGeForce RTX 5080搭載モデル「ZOTAC GAMING GeForce RTX 5080 SOLID CORE OC 20th Anniversary Edition」だ。
●チタンカラーのZOTAC 20周年カード、35万円弱で売り場に並ぶ
名前の通り、ZOTACの創立20周年を記念した特別仕様の製品で、3連ファンからバックプレートまでチタンカラーで統一している。価格は34万8000円弱となる。
カード長は約303.5mmで、厚みは2.5スロット分ある。ARGB LEDを組み込んだカードステーやマグネット式バックプレートも付属しており、映像出力はDisplayPort 2.1b×3基とHDMI 2.1b×1基の構成となる。
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入荷したショップでは、おおむね好感触の様子だ。TSUKUMO eX.は「2026年はギガバイトの創業40周年記念モデルや、ASUS JAPANのROGブランド20周年モデルなど、アニバーサリー系が目立っていますね。ZOTACも重要なブランドですし、注目している人は少なくないんじゃないかと思います」と話していた。
過去のレポートをたどると、ZOTACのグラフィックスカードが秋葉原に登場したのは2007年3月だ。海外で歩みを始めて間もなくして日本に上陸した格好で、当時はGeForce 7600GT搭載の「ZT-76TE250-FSS」が投入され、当然ながらブランド認知は低かったものの、期待込みで受け入れられている感があった。
その一方で、今後のハイエンドグラフィックスカードの値上がりに関する情報も方々で聞いている。あるショップは「仕入れ値の更新がありましたが、GeForce RTX 5090で売価ベース100万円超えが現れました。予想通りですが、ついに来たって感じです」という。
●SSI-EEBをデュアルで組み込める怪物ケースがデビュー!
PCケースで異彩を放っていたのは、サーマルテイクから登場したワークステーション向けの「AX1000 TG」シリーズだ。SSI-CEBやSSI-EEB、XL-ATX、E-ATXサイズのマザーボードを左右の部屋に組み込めるデュアルシステムに対応する製品で、オリオスペックの価格はブラックが11万8000円、ホワイトが11万9800円となる。
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いずれも取り寄せ品となるが、取り扱いを始めたオリオスペックでは、9月30日まで送料無料キャンペーンを実施するという(※沖縄、離島を除く)。
最長560mmのラジエーターや最長630mmの拡張カードが挿せ、140/120mmファンなら29基、3.5/2.5インチドライブなら24台まで組み込める広大な仕様となっている。ケース内の上下には専用の拡張ユニット「AX200」を追加でき、ストレージや電源ユニット、ラジエーターなどの追加も可能だ。
本体サイズは約289.6(幅)×648(奥行き)×685(高さ)mmで、重量は約31.8kgとなる。
拡張ユニット「AX200」のサイズは約485(幅)×678.3(奥行き)×201(高さ)mmで、重量は約12.2kgだ。価格はブラックが4万8800円で、ホワイトは4万9800円となる。
オリオスペックは「このケースのポテンシャルをフルに発揮できるシステムを組み込んだら、今だと1000万円コースになるかもしれませんね。どんな猛者がどんなマシンを組むのか。すごいことになりそうですよね」と話していた。
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なお、同店は「AX1000 TG」の“シングル版”といえるフルタワーケース「AX700」の取り扱いも同時に始めている。価格はブラックが6万8800円で、ホワイトが6万9799円だ。
専用の拡張ユニット「AX100」はブラックが2万8800円で、ホワイトが2万9800円となる。
●MSIの定番マザー「MAG Z890 TOMAHAWK WIFI」の後継モデルが店頭に並ぶ
マザーボード売り場で目立っていたのは、MSIのIntel Z890搭載マザーボード「MAG Z890 TOMAHAWK WIFI II」だ。価格は5万6000円前後となる。
Intel Core Ultra 200Sシリーズに対応するマザーボードとして、2024年10月に登場したATXモデル「MAG Z890 TOMAHAWK WIFI」の後継にあたる。
黒基調の基板にPCIe x16スロットを3基(うち1基がPCIe 5.0対応)備え、5GbE対応の有線LANやWi-Fi 7対応の無線LAN、4基のM.2スロットなどが使える構成を踏襲している。背面のThunderbolt 4(USB 3.2 Gen2 Type-C)ポートは2基から1基に減少しているが、AI BOOST機能を実装するなどの改良がみられる。
入荷したパソコン工房 秋葉原パーツ館は「ローカルAIを使いたい人に頼もしい仕様になっていますね。人気モデルの後継なので、息の長いヒットを期待しています。ただ、現在は既存モデルの市場在庫が底値で残っているため、本格的に売れ出すのは払底した後になるかなと思います」と話していた。
●7種類のスイッチパック付きゲーミングマウスが投入される
入力デバイスでは、ENDGAME GEARから有線ゲーミングマウス「OP1 8K V2 Raw Input Edition」が投入されている。価格は1万7000円弱だ。
eスポーツのコミュニティー兼チーム「Raw Input」とコラボしたマウスで、つかみ持ちに特化した形状にパステル系のピンクベースのカラーリングを施している。
7種類のスイッチパックが付属しており、プラスドライバー1本で左右のクリックボタンが変更できるといった特徴を備えている。センサーはPixArt PAW3950のカスタム(PAW3950 U+1F95A)で、ポーリングレートは8000Hzに対応する。
入荷したパソコンSHOPアークは「スイッチの軽さや音、押したときの感じなどを確かめて、自分にちょうどいいものが選べるのが面白いですね。カラーも独特ですし、いろいろな魅力があるので注目を集めそうです」とプッシュしていた。
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