
15〜39歳独身の35.1%が「結婚するつもりはない」と回答! では、その先の世代はどう考えている!?
こども家庭庁の10万人大規模調査で、独身の若者のおよそ3人に1人が結婚の意思がないと回答。では、その先の40代独身になると結婚観はどうなる? もう結婚は諦めて人生を謳歌する!? それとも結婚欲は増している!? 1000人にアンケートを取ってみました!
【グラフ】Q1〜Q4のアンケート結果&結婚相手との出会いの場所
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【約6割がもう結婚しない!?】
こども家庭庁は15〜39歳の若者10万人を対象とした意識調査の途中経過で、未婚者の35.1%が「結婚するつもりはない」と回答したと発表。この数字が話題になった。
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ここで気になるのは�犲禺圻瓩任呂覆ぁ△修寮茲�40代独身男性の結婚観はどうなっているのかということ。週プレ独自調査で40代独身男性1000人に、こども家庭庁と同じ質問を投げかけてみた!
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まずはズバリ「結婚したいと思いますか?」(Q1)に対する回答から。「結婚するつもりはない」が57.5%となり、約6割を占める結果に! 40代の独身男性は過半数がそのままひとりで人生を進む前提?
さらに見れば、5年以内に結婚することを目標にしている割合は15.8%のみ。残りの26.7%は「いずれは結婚したい」と、現実的に検討しているわけではない様子だ。
この結果に対し、婚活サービス「ヒトオシ」を立ち上げ、3万人以上の婚活男女を支援してきた伊藤早紀氏はこう警鐘を鳴らす。
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「出産を考えて『何歳までに結婚したい』と逆算して人生設計をする女性に比べて、男性は期限を設ける理由を見つけづらいため『気持ちが固まったら』と先延ばしにしがち。でも20代、30代と同じ感覚で『いずれは......』と向き合わずにいるのは、40代だとかなりリスキーです。
私が運営する婚活サービスでは『45歳の男性と出会ってもOK』と答える39歳の女性は約60%で、ここから男性の年齢を1歳上げるごとに約10%下がっていきます。
つまり、50代になると30代の婚活女性と出会える可能性自体が低くなり、『子供が欲しいから結婚したい』という方にとっては難易度がかなり高くなってしまいます。
一方で、年齢がどれだけ上がっても同世代女性からの需要はなくなりません。同世代の女性との結婚を望む方であれば、40代だからといって焦る必要はないとも言えます」
人生観は人それぞれとはいえ、40代なら一度は真剣に結婚について考えたほうがいいのかもしれない。
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【結婚のハードルは若者以上に高い?】
では「今後結婚するとしたら、どのようなことが結婚のハードルになると思うか」(Q2)という質問に対する回答を見てみると、1位が「収入」(422人)となり、若者だけでなく、40代でも経済的不安が結婚の大きなハードルになっていることがわかった。この回答に対し、伊藤氏が説明を加えてくれた。
「40代の男性は『男が一家の大黒柱として家庭を支えなければいけない』という意識が若者世代よりも強い傾向があります。なので、実際は若者よりも経済力がありながらも、結婚に不安を感じてしまう方も少なくないのでしょう。
しかし実際、30代の女性は社会進出している方も多く、『共働き派』『割り勘派』も増えています。自分の収入だけで家族を養っていこうとせず、パートナーと協力し合って家庭を運営するという気持ちに切り替えることが結婚のハードルを越える上で有効そうです」
なお、2位「結婚したいと思える人がいない」(284人)、3位「年齢」(283人)はほぼ同数。自分の加齢に伴って自信を失う中で、出会い自体に消極的になっているケースも多そうだ。
では、一生独身でもいいと考える理由は? 「今の生活において、結婚よりも優先度が高いこと」(Q3)を聞いたところ、1位は「余暇・趣味」(539人)で断トツとなった。40代男性が結婚により自分の時間が奪われることを恐れる心理について伊藤氏はこう語る。
「40代まで独身だったからこそ、確立した生活スタイルを大切にしたいと考えることは自然です。結婚で自由を失っているように見える同世代の既婚者も見ているでしょうから、より身構えてしまうのかもしれません。
ただ、自分にとって譲れない部分と変えられる部分を整理すれば『毎日ひとりの時間は欲しいけれど、夕飯はふたりそろって食べる』『土曜日は趣味に充てて、日曜日にふたりで過ごす』など、落としどころを見つけられることも。周囲の既婚者の失敗例でなく、成功例を探して参考にすると結婚に前向きになれると思います」
なお、2位は「体調・精神的余裕」(351人)、3位は「収入・仕事」(264人)となり、自分ひとりが安定して生き抜くことを優先するリアルな考えも見えた。
ちなみに、結婚を抜きにして、「困っていると感じること」(Q4)も聞いてみると。1位は「恋愛することが難しい」(248人)、2位「人を信頼できない」(220人)という結果に。伊藤氏が分析してくれた。
「1位と2位はつながりが非常に強く、結婚においても重要な点です。40代の婚活では、恋愛的なテクニックよりも、人と人との関係を育てる力がある人が成功します。
人生経験が豊富であるがゆえに、相手を慎重に見極めようとして、自分は傷つかない安全な位置から相手だけを評価していたり、減点ばかりしていたりと、他者と距離を取る癖がついてしまっている方は少なくありませんが、まずは人と親しくなる力を取り戻すことが、実は結婚への近道になるかもしれません」
このように気持ちをプラスに向けて生きていこう。というわけで、次のコラムでは40代で結婚した男性が相手と出会った場所について調査をしてみた!
■40代で結婚した男性はどこで奥さんと出会ったのか!?
40代独身男性の42.5%は結婚願望があることも事実。でも、40代となった今、どこでお相手と出会えばいいの!?
というわけで、40代で結婚した40代、50代の先輩100人にアンケート調査をしてみた!
結果、1位は「職場・仕事関連」(28人)。パワハラ・セクハラを警戒しなければならない難しい時代ではあるけど、常に新しい人間関係が生まれ、仕事を通して魅力を感じさせることもできる環境は今も40代独身男性にとっては重要な出会いの場であるようだ。
2位は「知人の紹介」(13人)。女性から「もしかすると訳アリ?」という疑念を抱かれることもなくはない40代独身男性にとって、第三者を介して「信頼できるいい男だよ」とお墨付きをもらえることは結婚というゴールにたどり着く上で予想以上に有効なのかもしれない。「誰かいい人いない?」と周囲に宣言しておくことも、立派な婚活なのかも?
一方、「マッチングアプリ」(11人)、「結婚相談所」(9人)、「婚活パーティ」(4人)、「街コン」(1人)を合わせると25%と、実に4人に1人が出会いや婚活を目的としたサービスやイベントを通じて結婚相手を見つけていることもわかった。
受け身ではなく、主体的に出会いの場に挑む心が、結婚する上での強力な武器となりそう。また、前出の伊藤氏からはこんなアドバイスも。
「40代男性の場合はリアルな場でもマッチングアプリでも『結婚を真剣に考えている』と最初から正直にアピールすることが大切。結婚願望の強い女性は結婚に至らない恋愛に時間を使うことを警戒しているため、覚悟の決まっていない男性に大きく差をつけることができます」
さらに、「習い事・サークル」(4人)、「ジム」(2人)、「SNS」「ネットゲーム」(共に1人)など、恋愛や婚活を目的としない場所で出会った人もいれば、「ナンパ」(2人)、「風俗」(1人)から結婚に至った猛者まで!
40代でも意識を高めれば、出会いは至る所に転がっていることに気づけるのかもしれない。
取材・文/黄 孟志(かくしごと) 写真/PIXTA

