金曜日の夜は、マルハン新世界店の上に注目 笑い声とツッコミ聞こえる�爛供β膾絖瓩淵疋蹇璽鵐轡隋�

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2026年09月25日 18:00  Jタウンネット

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金曜日の夜は、マルハン新世界店の上に注目 笑い声とツッコミ聞こえる�爛供β膾絖瓩淵疋蹇璽鵐轡隋�

近未来の雰囲気ただよう「ドローンショー」を、どこかで見たことがあるだろうか?


【写真集】あまりにも大阪…! 新世界のドローン賞の様子


万博? 花火大会? 夏フェス? どれも「一夜限りの特別なもの」というイメージがある。

ところが大阪・新世界では、そのドローンショーが毎週金曜日に見られるという。しかも打ち上げ場所は、パチンコ店の屋上。

「PR drone show」と名付けられ、2026年6月5日から始まったこの取り組み、いったいどんなものなのか。筆者は現地へ向かった。

舞台となるのは、マルハン新世界店。今回は特別に、打ち上げ前の屋上を一部だけ見せてもらうことができた。

屋上に上がると、そこには整然と並べられたドローンの群れ。幅30センチほどの大きなドローンがずらりと構えている光景は、ちょっとした基地のような迫力がある。

イチオシスポットはここ

ちなみに、ドローンの打ち上げを担当している協和産業は、海外ドローンの正規代理店として輸入・販売も行っている。このドローンが欲しい場合は、協和産業を通じて購入することができるそうだ。

試験点灯として、機体を光らせてくれた。緑や紫など、様々な色の光を眩しく放っている。この300機が夜空で連携し、文字やイラストを描き出すのだという。

通天閣周辺や新世界を散策しながら見ると、街並みとドローンショーが一体となった景色が楽しめるそうだ。さらに、視界が開けている天王寺エリアからも良く見えるのとのこと。特におススメなのは「てんしば」だというので、筆者もてんしばからこのショーを鑑賞することにした。

マルハン新世界からは、歩いて10分ほどの距離。移動しているうちに、辺りもすっかり暗くなってきた。

てんしばに到着し、動物園を挟んでマルハン方面の空を見上げる。右手にはさりげなく通天閣。なるほど、たしかに視界がすっきり開けている。

あとは、ショーの開始を待つだけだ。

いざ開幕、ドローンショー

そして迎えたスタート時間。ドローンが空に飛びあがる。先ほど間近でみた光が、ここまでしっかりと届いていることに感動する。キレイに隊列を組みながら定位置に向かう光景に、ショーへの期待がさらに高まる。

まず現れたのは、「We♡新世界」の文字。夜空にくっきりと浮かんだシンボルに、見ている人たちも思わず「おぉ」と声を漏らしていた。

続いて串カツやフグなど、大阪でお馴染みのものが次々と現れる。

お次は「とりあえず」の文字とともに、ジョッキを合わせて乾杯するイラスト。居酒屋の多い新世界らしい光景ともいえる。

「あっカネわすれた」「なんでやねん!」
「どない?」「ぼちぼちやな」
「ほんまかいな」

今にも辺りから聴こえてきそうな大阪ならではの会話が、夜空で展開されていく。

「アメちゃんいる?」の文字とアメのイラスト。かと思えば、丸い形がたこ焼きに変化するなど、細かい演出が続く。

次は何が来るのかと、ワクワクしていたところで――。

大阪ならではすぎる!

マルハンのロゴがどデカいサイズで登場。すると、どこからか聞こえた「マルハンかい!」というツッコミと共に大笑いする観客たち。この日一番の盛り上がりを見せていた。

「不動産のことならクリップ」

どうやらPRコーナーに突入したようだ。広告が表示されるたび、周囲からクスクスと笑い声が聞こえてくる。

さらには、広告に「知らんけど!」とまで言い放った。まさかのセルフツッコミである。

極めつけは「広告募集中」。これぞPRショー、というべき潔さだ。

最後はビリケンさんが登場。少し見切れているが、撫でると良いことがあるという足には「福」の文字が。これだけ大きなビリケンさんを拝めたならば、とんでもない幸せが訪れるに違いない。

役目を終えたドローンたちは、カラフルに光りながらゆっくりと屋上へと戻っていく。ショーが終わる寂しさも相まって、なんとも幻想的な光景だ。

こうしてショーは幕を閉じた。

しかし、なぜ開催場所がパチンコ店の上空なのか。そして、なぜ常設なのだろうか。ショーを手がける協和産業に、この試みについて詳しい話を聞いた。

なぜ毎週? なぜパチンコ屋?

ショーは毎週金曜日の午後7時30分から約15分間、無料で観覧できる(※時期によって開始時間は異なる。荒天時など、気象条件によっては中止となる場合アリ)。季節や地域に合わせた演出を楽しんでもらいながら、その一部に企業広告を組み込む構成になっているという。

「単なる広告表示ではなく、ストーリー性や演出性を持たせることで、広告そのものもエンターテインメントとして楽しんでいただける、新しい広告媒体を目指しています」(協和産業)

企画のきっかけは、「日常的に楽しめるドローンショー」がまだ存在しなかったこと。

「ドローンショーはイベントでは増えてきましたが、『日常的に楽しめるもの』はまだありませんでした。大阪・新世界は国内外から多くの観光客が訪れる街です。この街に新しい夜の観光コンテンツをつくりたいという想いから、このプロジェクトが始まりました」(協和産業)

マルハン側も"地域活性化"という考えに共感して実現。参考にした事例があるわけではなく、「世界でもあまり例のない都市型・常設型の広告ドローンショーを日本からつくろう」という発想で進めているという。

300機というドローンの数にも、ちゃんと理由があった。

「300機という規模であれば、企業ロゴや文字だけでなく、キャラクターや立体感のある演出まで表現できます。一方で、都市部で毎週継続して安全に運用することも重要です。表現力、安全性、運営効率のバランスを考えた結果、300機が最適だと判断しました」(協和産業)

特筆すべきは、やはり都市部での常設運用ならではの苦労だろう。

「都市部で毎週飛ばす前例が少ないため、安全対策や行政との調整には非常に時間をかけました。飛行経路や高度、周辺環境、気象条件などを細かく検証し、関係機関と協議を重ねながら運用体制を構築しています。イベントを成功させること以上に、『毎週安全に続けられること』を最優先にしています」(協和産業)

毎回の飛行前後には全機体の点検やバッテリー管理、通信確認を実施。専任スタッフが安全確認を徹底し、天候や風速など運航基準を満たさない場合は無理に飛ばさない判断をしているそうだ。

華やかなショーの裏には、地道な積み重ねがある。

その甲斐あってか、見物客からは「毎週やっているとは知らなかった」「また見に来たい」「大阪らしい新しい観光コンテンツだ」といった声が多く寄せられているそうだ。

「海外からのお客様が立ち止まって撮影される姿も多く見られ、新世界の新たな夜の風景になり始めていると感じています」(協和産業)

個人的な思い出にも、ぜひ

気になる広告の出稿料は、内容や掲出期間、放映回数によって変わる。企業ごとに最適なプランを提案しているとのこと。正式リリース直後ということもあり、「これまでにない広告媒体」として全国の企業や広告代理店から問い合わせが寄せられ、すでに商談が進んでいる案件もあるという。

そして、使えるのは企業広告だけではない。

「プロポーズや記念日、お祝い、推し活など、特別な思い出を演出する用途にも活用できます。ドローンショーは広告だけでなく、『人の想いを夜空で表現できるメディア』だと考えています」(協和産業)

300機のドローンで推し活......。想像するだけで、なかなかの破壊力である。

今後はまず新世界で安全に継続することを第一に、ゆくゆくはこのモデルを全国の観光地や都市部へ展開していきたいと考えているという。

「私たちはドローンショーを単なるイベントではなく、新しい社会インフラにしたいと考えています。毎週見られることで地域の魅力が高まり、企業には新しい広告価値を提供し、訪れた方には思い出をつくる。そんな新しい文化を大阪・新世界から全国へ広げていきたいと思っています」(協和産業)

というわけで今回は、新世界の夜空に毎週現れる「PR drone show」をレポートした。広告なのに、笑いが起きて、ツッコミが飛ぶ。あまりにも大阪らしい光景だった。

金曜の夜、ちょっと早めに仕事を切り上げて、てんしばの芝生に寝転がってみてはいかがだろうか。通天閣、スーパー玉出、そしてドローン。新世界の夜が、また一つ賑やかになりそうだ。(ライター:Met)

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