
動物園の動物たちって、思わずクスッと笑ってしまう名前が付けられていることが、結構ある。
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今回Xで注目を浴びたのは、こんな子たちだ。
「『さゆ』にセンスを感じる」
2026年9月22日、Xユーザーで漫画編集者のねもと(@nemonemu)さんがそんな呟きと共に投稿したのは、顔写真付きで紹介されている8羽のアイガモたち。
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写真の下にはそれぞれの名前と性別も記されているのだが......どの子も「番茶」や「ほうじ茶」といった、お茶の種類にちなんだ名前になっている。
1羽だけ「さゆ」と普通の名前っぽい子もいるが、これももしかして......「白湯」ってこと?
Jタウンネット記者は25日、まずは投稿者のねもとさんに話を聞いた。
想像力をかきたてられる名前
なぜお茶シリーズ?(画像はねもと@nemonemuさんの投稿より)
ねもとさんが"お茶シリーズ"の名前のアイガモたちを見つけたのは、新潟県胎内市の小動物園のある遊園地「樽ケ橋遊園」でのこと。9月のシルバーウィークを利用して親類と訪れていたという。
「アイガモたちの名前がお茶の名称で統一されつつ、『緑茶』『抹茶』ときて『お茶』がオチのようになっているところに、飼育されている方々の愛情とユーモアを感じました。オスの子は繁殖期に緑色が映えるので緑系、メスの子は茶系の名前になっているのだと想像しています」(ねもとさん)
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また、1羽だけお茶の種類の法則からずれている「さゆ」については、お茶の子たちとは世代が違うのか、はたまたライバル的な設定なのか、など「ストーリー性を感じてしまいます」と語る。
「もしかしたら『さゆ』が先にいて、そのあと入ってきた子たちにお茶の名前をつけた......と考えると、お茶を生み出す始祖のような存在にも思えてきて(お茶を楽しむにはお湯が必要ですし)、いろいろと想像力をかきたてられたので、投稿時には"センスを感じる"というコメントを選びました」(ねもとさん)
記者は28日、彼らの名付けの理由について、樽ケ橋遊園にも話を聞いた。
すべては「お茶」から始まった
取材に応じた樽ケ橋遊園飼育員の小野さんによると、アイガモたちの名前は、体の色などから「和風の名前の方が合うのでは」と直感的に思って付けたものだという。
「最初に名前が決まった子が『お茶』だったので、関連した名前を付けた方が、インパクトがあり覚えやすくて親しみやすいのではと思いました。『さゆ』に関しては、一番白い色の子だったのでこの名前になりました」(小野さん)
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ちなみに、体が茶色っぽい子には茶色の、緑色っぽい子には緑色のお茶の名前を付けるようにしているそうだ。
ユニークで統一感のあるネーミングセンスに、X上では1万2000件以上のいいね(28日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「お茶シリーズかわよ」
「よくスイーツ系とかで名付けるのは多いけど、お茶への果てしないこだわりが伝わってくるネーミング」
「煎茶や梅昆布茶もそのうち来るかな...」
こうした反響について、小野さんは
「アイガモは当園で飼育している他の動物達に比べると注目されにくいので、こうして名前から興味を持ってじっくり観察してもらえたら嬉しいですね」
とコメントしている。
今後、樽ケ橋遊園に新しいアイガモが増えた場合も、できるだけお茶の名前で揃えていきたいとのことだ。
「体が茶色なら『烏龍茶』なんてのもいいかなと思っています」(小野さん)
お茶の種類はまだまだたくさんあるし、しばらくネタ切れの心配はないカモ?
