20代に広がるスカーフ人気 「スウォッシュ ロンドン」27年春夏は新型を拡充

0

2026年09月28日 19:01  Fashionsnap.com

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fashionsnap.com

写真
 「スウォッシュ ロンドン(SWASH LONDON)」が、2027年春夏コレクション「STOWAWAY」を発表した。新作では、ブランドを象徴するスクエアスカーフに加え、ダイヤモンドスカーフやトライアングルスカーフ、剣先スカーフ、ダブルシフォンストールなど、新たなシェイプや素材を取り入れたアイテムをラインナップする。

 スウォッシュ ロンドンは、セントラル・セント・マーチンズで出会ったサラ・スウォッシュ(Sarah Swash)と山中聡男が2004年に設立。ハンドドローイングやハンドペイントによる繊細な描写と豊かな色彩を特徴としたスカーフを中心に販売している。国内では百貨店の一部店舗のほか、「シップス(SHIPS)」や「ビームス(BEAMS)」などのセレクトショップで取り扱っている。

 コレクションテーマの「STOWAWAY」は、「密航者」を意味する言葉。遠い土地から運ばれてきたものが長い時間を経てその土地に溶け込み、いつしか風景の一部となっていく過程に着目した。海を越えて伝わった花や模様、文化、幸運を願うお守りなどを、世界を巡ってきた“密かな旅人”に見立て、それぞれがたどった旅の物語を手描きイラストで表現。船や帆、サーフボード、翼といった旅を想起させるモチーフにはアーカイヴのデザインを取り入れ、文化や歴史が土地を越えて受け継がれていく様子を表した。
 ラインナップは、ペルシャに起源を持ち、スコットランドを経て英国へと伝わったペイズリー柄をカニのシルエットに落とし込んだ「Paisley Pool」(2万4200円)や、南アフリカ原産で英国・コーンウォールの海岸にも根付いている多肉植物を描いた「Succulent Study」(1万3200円)、世界各地を起源とする植物が共存する英国の庭園をモチーフにした「Ring O Roses」(2万4200円)など。このほか、ハワイから英国・コーンウォールへと伝わったサーフカルチャーや、ポリネシアのアウトリガーカヌーなどを題材にしたポップなデザインも揃える。

 新たなシェイプや素材を取り入れた背景には、若い世代を中心としたスカーフ人気の高まりがあると担当者。海外では近年、スカーフのさまざまなアレンジ方法を紹介する動画がSNSで多く投稿されており、首元に巻くだけではなく、トップスやスカートとして身につけたり、頭に巻いたりと、自由なスタイリングが広がっている。こうした流れが日本にも波及し、国内でも20代を中心にスカーフへの関心が高まっているという。

 同ブランドの顧客は現在30〜50代が中心だが、スカーフの取り入れ方が多様化するなかで、20代をはじめとする若年層からの関心にも手応えを感じているという。今後は従来の顧客層に加え、自由なスタイリングを楽しむ若い世代にもブランドの魅力を発信し、新たな顧客との接点を広げていく考えだ。

    ニュース設定