
<西武2−1オリックス>◇29日◇ベルーナドーム
西武平良海馬投手(26)がプロ初の最優秀防御率のタイトルをほぼ手中に収める好投で、チームのシーズン2位確定までマジック1とした。3年ぶり2度目の規定投球回に到達し、防御率は1・36。2位隅田の同2・27を1点近く離す断トツぶり。「野手の守備の良さもあると思うので。ライオンズだから取れたのかな」と感謝した。新人王、最優秀中継ぎ、最多セーブと複数タイトルを獲得してきた右腕が、初の先発タイトルを確実にした。
21日に感染症特例で出場選手登録を抹消され、この日も万全と言える状態ではなかった。試合後には「途中、吐きそうでした」と第一声。それでもメジャースカウトが見守る前で、自身最多となる12勝目を挙げた。初回は併殺崩れの間に1点を失ったが、2回以降は二塁すら踏ませない圧巻の投球。7回を投げ7奪三振と、最速156キロの直球を軸に立ち直った。
シーズンは残り2試合。平良は先発転向後、初めてのCSを迎える。「勝ち試合を作れるように、0点で長いイニングを投げたい」。隅田、渡辺にアクシデントがあり、先発陣が万全とはいえない中、点を取られない男が試合をコントロールする。【田島優大】
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