
朝晩の冷え込みが本格化してくると、そろそろ気になってくるのが暖房家電。とはいえ「とにかく手足の先だけすぐ暖めたい」のか「部屋全体をじんわり暖めたい」のかで、選ぶべきタイプはまったく変わってきます。
今回は、秋冬向けの暖房家電の中でも、リビングや寝室全体をムラなく暖める「空間全体型」のおすすめモデルを紹介します。
暖房家電は選択肢が豊富なうちに検討を暖房家電は、需要が高まる11月以降になると人気モデルが品薄になったり、逆に型落ち品が値上がりしたりすることも珍しくありません。快適に使い始めるには、本格的に寒くなる前の9〜10月ごろ、まだ選択肢が豊富なうちに検討しておくのがおすすめです。
「暖房家電といえばエアコン」と思う人も多いでしょう。エアコンは部屋全体を効率よく暖められる一方、立ち上がりに時間がかかり、電気代もかさみやすいという弱点があります。
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今回紹介する暖房家電は、エアコンの代わりというよりも、「エアコンを点けるほどでもない」「特定の場所だけ暖めたい」といった場面で活躍する、いわば「補助暖房」としての役割が大きいアイテムです。用途に応じてエアコンと使い分けることで、暖房効率と電気代のバランスを取りやすくなります。
「速暖ピンポイント型」の器具は、スイッチを入れてからすぐに暖かさを感じられるのが特徴。脱衣所やトイレ、デスク下など、狭いスペースをピンポイントで暖めたい場面に向いています。本体サイズがコンパクトなモデルが多く、必要なときだけサッと持ち運んで使えるのも魅力です。
「空間全体型」のモデルは、リビングや寝室など、部屋全体をムラなく暖めることを目的としたタイプです。速暖ピンポイント型に比べると立ち上がりはやや緩やかですが、部屋にいる時間が長い場所に置いておけば、じんわりと快適な室温をキープしてくれます。エアコンの補助として併用したり、そもそもエアコンがない部屋のメイン暖房として使ったりと、使い方の幅も広いタイプです。
「温風」を使わず部屋をじんわり暖めるデロンギ「マルチダイナミックヒーター ソラーレ Wi-Fiモデル IDH15WIFI-AB」は、温風を使わずに輻射熱と自然対流で部屋全体を暖める、デロンギの最上位モデル。ヒーティングエレメントを水平に配置し、側面のインフラレッドシールドで赤外線を集める構造により、従来モデルに比べて足元から効率よく暖められるのが特徴です。
「オートアダプティブテクノロジー」を搭載しており、設定温度を±0.1度の範囲でキープ。室温を暖めすぎることがないため、快適性を保ちながら消費電力も抑えられます。適用床面積の目安はコンクリート造で10畳、木造で最大13畳です。
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Wi-Fi機能を搭載しているのも大きな特徴。専用アプリ「デロンギ コンフォート アプリ」から、外出先での運転状況の確認や、帰宅前の暖房スタートが可能です。さらにGPSと連動させれば、自宅に近づくと自動でオンになったり、外出時の消し忘れを自動で防ぐ設定などもできます。
付属のアロマボウルに水とアロマオイルを数滴垂らせば、暖房運転をしながら香りも楽しめるのもユニークなポイント。デロンギ公式サイトでの価格は9万9800円(税込、以下同)となっています。
2つの暖房方式を自動で使い分けダイキン「ハイブリッドセラムヒート WRH136AS-H」は、空調専門メーカーであるダイキンが手がける遠赤外線暖房機。使い始めは温風ですばやく足元から暖め、その後は遠赤外線の効果で体の芯からじんわりと暖める、2段階の暖房方式が特徴です。
「遠赤外線(輻射)運転」「温風運転」に加え、状況に応じて2つの方式を自動でコントロールする「ハイブリッド自動運転」も搭載。手動での切り替えが面倒な人でも、スイッチひとつで効率良く部屋を暖められます。消費電力は250〜1250Wの範囲で変化し、適用床面積の目安は木造6畳、コンクリート8畳です。
節電機能として「人感センサーモード」も搭載。人の不在を検知すると自動で消費電力を抑えた運転に切り替わるため、つけっぱなしによる電気代のムダを防げます。
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前面パネルの温度上昇を抑える「パンチングパネル構造」を採用しているのもポイントです。小さな子供やペットがいる家庭でも、パネルに触れた際のやけどリスクを抑えられます。実売価格は5万円台からです。
ワイドな吹き出し口で広範囲を効率よく山善「WIDEスリムセラミックファンヒーター DSF-SP12」は、35cmというワイドな吹き出し口を備え、広範囲を効率よく暖められるファンヒーターです。それでいて本体の厚みは11cmと、山善史上最もスリムな薄型設計。壁際にぴったり寄せて置いても邪魔になりにくくなっています。
人感センサーと室温センサーの「Wセンサー」を搭載しており、人の動きや室温を感知して運転を自動でオン/オフ。ワンタッチで選べる「エコモード」も備え、電力の無駄を抑えながら快適に使えます。
消費電力は1200Wで、温風は3段階から選択可能。安全装置として、転倒オフスイッチ、サーモスタット、温度ヒューズも搭載しています。
なお同シリーズには、幅をやや抑えたコンパクトサイズの「スリムセラミックファンヒーター(ミドルタイプ)DSF-SU12」も用意。設置スペースに応じて、サイズ違いで選べるのもうれしいポイントです。山善ビズコムでの価格は1万980円です。

