N党立花氏襲撃、男認める=「中傷許せず」、被害者参加も―東京地裁

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2026年10月02日 10:31  時事通信社

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「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首に対する殺人未遂罪などに問われた宮西詩音被告(中央)=2025年3月14日、東京都千代田区
 政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(59)が2025年3月、街頭演説に訪れた東京・霞が関で切り付けられた事件で、殺人未遂などの罪に問われた無職宮西詩音被告(32)の裁判員裁判の初公判が2日、東京地裁(江口和伸裁判長)であった。宮西被告は起訴内容を認め、「中傷を続ける立花氏を許せないと思った」と動機を語った。

 立花氏は兵庫県の斎藤元彦知事の告発文書問題に絡み、死亡した元県議=当時(50)=に対する名誉毀損(きそん)罪で神戸地検に起訴され、勾留中。宮西被告の公判に被害者参加制度を利用して出席した。黒いシャツに紺色のスーツ姿で検察官の後ろに座り、落ち着いた様子で審理を見守った。宮西被告に直接質問する場面もあった。

 宮西被告は被告人質問で「元県議を中傷し、自殺に追い込んだのが許せなかった。投票した自分にも責任があると思った」と語った。

 検察側は冒頭陳述で、新型コロナ禍で東京五輪が開催されたことで、政治家への不満を募らせたと指摘。事件2カ月前に立花氏殺害を決意し、兵庫県内の街頭演説などでも襲撃を試みていたと明かした。

 弁護側も冒頭陳述し、コロナ禍などで被告は社会から6年間孤立していたと説明。「周りに誰かがいれば、被告の考えを変えられたかもしれない」と訴えた。

 起訴状によると、宮西被告は25年3月14日、東京・霞が関の経済産業省前の歩道で、殺意を持って立花氏の頭部を刃渡り約16センチのなたで切り付け、3週間のけがをさせたなどとされる。立花氏は同月投開票の千葉県知事選に立候補していた。 

切り付けられ負傷した「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首=2025年3月14日、東京都千代田区
切り付けられ負傷した「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首=2025年3月14日、東京都千代田区

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