ヤマハギター60年の歴史が渋谷に集結! 貴重な歴代モデルからプロ愛用ギター、最新技術まで

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2026年10月06日 11:50  OVO [オーヴォ]

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『Yamaha Guitar 60th Anniversary at Shibuya』の会場の様子

 「このギター、懐かしい!」という人もいれば、「こんなモデルがあったの?」と驚く人もいるかもしれない。ヤマハ(浜松市)は、ギターを発売して60周年を迎えたことを記念し、歴代モデルからプロアーティストの愛用ギター、さらに最新技術までを一堂に集めた企画展を東京・渋谷でスタートさせた。

【写真】会場ではアーティストが実際に使用しているギターも展示

 「Yamaha Guitar 60th Anniversary at Shibuya」は、10月5日から11月23日まで、渋谷サクラステージSAKURAサイド3階にある「Yamaha Sound Crossing Shibuya」で開催される。入場は無料。ギター好きはもちろん、普段あまりギターに触れる機会がない人でも、ヤマハギター60年の歩みを体験できる内容となっている。

 ヤマハが初めてフォークギターを発売したのは1966年。「FG150」「FG180」がその始まりだった。今回の展示では、その2本をはじめ、アコースティックギター、エレキギター、エレキベースの歴代モデルが約70本並ぶ。

 会場にはギターが所狭しと並び、圧巻の展示空間となっている。中には現在ではなかなか実物を見る機会がないモデルも。アコースティックギターでは1970年代の「FG1500」「L-51」「L-52」、さらに2026年の60周年記念モデル「FG9 60TH」などが並ぶ。試奏が可能なモデルもあるので、弾いてみたい場合はスタッフに声をかけよう。


 興味深いのが、ヤマハのアコースティックギターが完成する以前の1950年代に発売されていた「ダイナミックギター」だ。クラシックギターにスチール弦を張ったモデルで、現在のヤマハギターへとつながる歴史の一端を実物から感じ取ることができる。

 エレキギターも、1966年の「SG-3」から「SG-2000」「PACIFICA USA2」、そして2026年の60周年記念モデル「RSP20B 60TH」までを展示。エレキベースでは「BB-2000」「TRB6II」「BBNE2」など、ヤマハを代表するモデルが顔をそろえる。

 見逃せないのが、プロアーティストが実際に使用しているギターの展示だ。期間ごとに入れ替えられ、10月5日から23日までは、東京事変のメンバーで音楽プロデューサーとしても知られる亀田誠治の「BB2024 SEIJI KAMEDA EDITION」、B'zの松本孝弘が使用した「MG-M II G Prototype 1991」「MG-M III Custom Prototype 1993」を展示。その後も大石昌良、Sho・Nob(MY FIRST STORY)、中島みゆきらの使用ギター展示が予定されている。


 さらには、AKB48のバンドユニット「スクールバッグ計画」の奥本カイリ、福岡聖菜、大賀彩姫が愛用するモデルと同仕様のヤマハギターも展示されるのでファンにとっても注目の展示となりそうだ。

 会場では国内外のアーティストから寄せられた60周年記念コメントも紹介。ビリー・シーン、クリス・バック、マッテオ・マンクーゾ、ネイザン・イースト、ヴィンセン・ガルシアらの言葉から、ヤマハギターが演奏者とともに歩んできた歴史を知ることができる。


 そして、この企画展が単なる「ギター博物館」で終わっていないのも面白いところだ。例えば「トランスアコースティックギター体験」では、ヤマハ独自の「TransAcoustic(TM)」技術を搭載したギターを実際に試すことができる。ギター本体だけでコーラスやリバーブなどのエフェクトを加えた響きを楽しめるほか、内蔵ルーパーによって自分の演奏を録音・再生し、その音に重ねて演奏することも可能。Bluetooth接続にも対応しており、スピーカーは内蔵していないのに、スマートフォンの音楽をギターのボディを振動させて再生することもできるのだ。好きな曲を再生しつつギターをつま弾けば、アーティストとの共演も楽しめるというわけだ。

 もう一つ、ギター経験者ならぜひ試してみたいのが「メンテナンスで変わる弾き心地体験」だ。同じモデルのエレキギター2本、良好な状態のものと調整不足のものをそろえ、実際に弾き比べることができる。見た目だけでは分かりにくいメンテナンスの重要性を、自分の手で感じられる仕掛けになっている。


 会場となるYamaha Sound Crossing Shibuyaは、2024年11月にオープンしたヤマハのブランド発信拠点。楽器を販売する場所ではなく、「STUDIO」「EXPERIENCE」「STAGE」「CAFE」の4エリアで、ヤマハの音楽や技術を体験できる空間だ。期間中、「CAFE」では60周年記念ロゴを描いたラテアートのカフェラテ(税込み690円)なども提供される。

 また、10月10日の白玖(しらたま)ウタノ、10月17日のぽっぷこーん☆、10月24日の天野花、11月14日の「Shibuya Crossing Jam」、11月15日の「スタジオペンタ×ヤマハ Shibuya Sound Bridge」など、ヤマハギターを使用したライブも予定されている。

 さらに期間中、会場でアンケートに回答し、ハッシュタグ「#ヤマハギター60周年」を付けてSNSに投稿した人には、ヤマハギター60周年記念ロゴ入りのピックがプレゼント(数量限定、先着順)される。

 60年の歴史を振り返るだけでなく、「今のヤマハギターはどんな音なのか」「ギターは最新技術でどう進化しているのか」なども体験できる今回の企画展。ヤマハのギターを愛用している人はもちろん、他メーカーのギターを弾いている人や、これからギターを始めたい人、ギタリストが好きな音楽ファンにとっても、ヤマハギターの歴史と最新技術の両方に触れられる企画展として、多様な音楽ファンの関心を集めそうだ。


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