
《だれだよ 締め切りのある仕事を冨樫に依頼してるやつ》
『HUNTER×HUNTER』冨樫さんに擁護の声
『週刊少年ジャンプ』に掲載中の漫画『HUNTER×HUNTER』を手掛ける冨樫義博さん。10月5日、自身のXで今後の仕事の方針を明かしたところ、ネット上では冒頭のような悲鳴交じりのツッコミをはじめ、
《だれだよ冨樫先生にHUNTER×HUNTER本稿以外の仕事持ち込んだボケは》
《本当にお身体を第一にしてください。続きが出るかもしれない、という希望だけで生きていけるので、私たちは。》
《業界関係の方へ 冨樫先生には漫画以外も締め切りは決めないでください よろしくお願いします》
《先生には原稿一本だけ優先してもらうのが全世界の人間の望みだったはずじゃないのか!》
など、思わぬ声が続出している。こうしたリアクションについて、ある漫画誌編集者は「決して批判ではなく、むしろ愛ゆえの反応」と解説する。
「冨樫先生は《現在お受けしている依頼を最後に、今後は締切がある仕事の依頼を全てお断りして自身の原稿作成を優先する事にしました。原稿作成が再開しましたら又こちらで 発表します。》と報告していました。
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『HUNTER×HUNTER』は、9月7日に発売された『週刊少年ジャンプ』を最後に、その後の掲載はない状況です。同漫画は1998年から連載がスタートしていますが、今日に至るまで何度も休載を繰り返し、長いときは約4年もの空白期間がありました。
休載は激しい腰痛など座って執筆することすら困難な健康上の理由によるものからきています。そんな冨樫先生が不調を訴えたということで、ファンからはネタを含めた心配のコメントが相次いでいる様子です」
冨樫さんは『ドラゴンボール』や『スラムダンク』が誌面を飾った『ジャンプ黄金期』に、『幽遊白書』を連載。その後も『HUNTER×HUNTER』でジャンプ人気をけん引している。黄金期を知る人物であり、今もなお漫画を描き続ける“生きる伝説”というわけだ。
通常、《締切がある仕事をお断り》と公言すれば、批判が寄せられることも多いだろうが、こと冨樫さんに至っては、例外だという。
「たった1話掲載されただけでも、ネット上はお祭り騒ぎになります。そもそもジャンプ側も“自身のペースで執筆し、原稿が溜まったら掲載”というスタンスを容認しており、それが掲載の条件でもあるのです。
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ファンは『HUNTER×HUNTER』の掲載をいつまでも待っており、そこに一切の批判は介入しないのです。こうした“冨樫システム”が成立するのは、絶大な人気だけでなく、ファンの圧倒的な理解と成熟度があってこそでしょう」(前出・漫画誌編集者、以下同)
ファンが抱く懸念
異例待遇を受ける冨樫さんだが、ファンの間で長年囁かれている懸念もあるそう。
「現在、“暗黒大陸編”に突入していますが、難解な勢力図と膨大な情報量が特徴で、1ページあたりの文字数も桁違いなのです。一度読んだだけで理解できる人はひとりもいないのでは。
ただ、これには“冨樫先生が存命のうちに物語を完結させるため、1話あたりの情報量を凝縮しているのではないか”という見方もあります。冨樫先生は現在60歳ですが、無事に完結という歓喜を迎えられる日は来るのか。そこがファンにとっての最大の関心事かつ、切実な願いなのです」
ファンとともに大団円を迎えることができるか。気負わず自身のペースで描き続けることを祈るばかりだ。
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週刊女性PRIME

