セキトバイースト(撮影:下野雄規) エリザベス女王杯へのステップレース。24年までアイルランドT府中牝馬Sの名前で行われていたが、府中牝馬Sが6月開催になり、このレースの名称が昨年からアイルランドTになった。東京芝1800mの牝馬GIIという点には変わりないので、24年までの府中牝馬Sの傾向も合わせて分析したい。
1.アタマ候補は関西馬
東京競馬場で行われるレースだが、栗東所属の関西馬が[8-4-6-66]で、美浦所属の関東馬は[2-6-4-42]。複勝率こそ大きな差はないが、勝ち数で関西馬が関東馬を圧倒している。当然単勝回収率も関西馬110%、関東馬22%と大きく差が出ているので、まずは関西馬をアタマ候補としてピックアップしていきたい。
2.1800mのエキスパートが狙い目
過去10回で、前走が同じ1800mだった馬の成績は[4-5-3-38]。勝率は8.0%だが、単勝回収率が128%と高く、この距離を得意としている馬が穴をあけていることがわかる。対して特に振るわないのは今回が距離短縮の馬で、[2-1-1-28]で複勝率は15.2%と低い。
3.前走3勝クラス組に妙味あり
前走が3勝クラスだった馬は[3-2-0-14]で勝率15.8%、単勝回収率274%と好成績。一方で前走GI組は[1-1-5-18]と格の割にはふるわず、あくまで叩きとしてここを使う馬と、大レースに進むために勝ち負けしないといけない馬の差が出ているようだ。
セキトバイーストは6月に移動した府中牝馬Sを連覇。「関西馬」「前走同距離」という2つの好走ファクターを満たしている。昨年のアイルランドTでは10着に敗れたが、馬体重+20キロが影響したのだろう。今年も同様のローテーションだが、しっかり仕上がっていれば好勝負必至と見る。