写真―[結婚につながる恋のはじめ方]―
皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。
◆なぜ結婚しなさそうな人があっさり結婚するのか?
先日発表された「一般人との結婚発表に驚いた有名人」ランキングで、及川光博さんが1位に選ばれ、回答者からは「結婚しないと思っていた」という声が寄せられていました。
年初に結婚を発表した本郷奏多さんにも、「1人が好きそうなイメージだった」という反応があったそうです。
実は婚活の現場でも、「あの人は結婚しなそう」と言われていた男性が、ある日あっさり結婚を決める……ということがよく起こります。そしてそんなことが起こると、周りが焦り出すのです。
なぜ結婚しなさそうな人があっさり結婚するのか? 今日はそれを紐解きます。
◆心理学の「ラベリング効果」
心理学には「ラベリング効果」という考え方があります。人は周りから貼られたラベルや、自分で口にしたラベルに沿って行動しやすくなるんです。
社会学者マートンが提唱した「自己成就予言」もそのひとつで、「どうせ自分は〜だ」という思い込みが、実際にその通りの結果を引き寄せてしまいます。
さらに人には、一度表明した自分像と一貫した行動をとりたいという心理(一貫性の原理)があります。「俺は結婚に向いてない」と言い続けるほど、出会いの場から足が遠のくのは自然なこと。
そしてそんな人を見て、結婚したいけどなかなかできない人はどこか安心するのです。
◆「お前は絶対結婚しないタイプ」と言われ続けた人は…
健一さん(42歳・仮名)は、友人たちから「お前は絶対結婚しないタイプ」と言われ続け、本人も飲み会では「一人が気楽でいいよ」と笑っていました。
しかし、年齢を重ねるにつれ、周りが結婚しだし、気づけば土日に会う人はほとんどいなくなりました。
1人だけ雄介さん(42歳・仮名)が結婚せずにいたのですが、彼は婚活を真剣にやっていたので、いつか彼も結婚してしまうのでは……と少しずつ焦り出しました。
◆潜在的には結婚したい人だった
私に問い合わせをしてきた時は、「結婚願望はないが本当にそれでいいのかと最近思うようになった」とお話しくださいました。
事実、私に問い合わせをしてきている時点で、潜在的には結婚したい人なんだと私は感じ、婚活をおすすめしました。
面談でじっくりお話を伺うと、30代後半に真剣な交際が終わってから、「また傷つくくらいなら、最初から期待しないほうがいい」と考えるようになったことがわかりました。「結婚しないタイプ」は、実は自分を守るための鎧だったんです。
◆「結婚したいです」と口に出すことが大事
そこで最初に取り組んだのは、プロフィール作りでもお見合いでもなく、「結婚したいです」と口に出すこと。
照れながらも、周りに「結婚したいです」と伝えるようにした健一さんは、そこから動きが一気に変わり、7人目のお見合い相手の女性と、わずか4か月で成婚退会されています。
そしてそれに影響されたのか、友人の雄介さんも同時期に成婚しました。
◆あっさり結婚が決まった理由は…
あっさり結婚が決まった理由は2つあります。
ひとつは、こだわりが強い人ほど「自分に合う人」の基準がはっきりしていること。迷いながら何十人と会う人より、基準が明確な人のほうが、出会った瞬間に「この人だ」と判断できるんです。
もうひとつは、ラベルを外した瞬間に、それまで溜め込んでいた「本当は誰かと生きていきたい」という気持ちが一気に行動へ変わること。
変化を避けたがる「現状維持バイアス」が外れた人の決断は、驚くほど早いんです。
◆結婚する人生も選べる
もしあなたが「自分は結婚しないタイプ」と口にしているなら、その言葉をいったん「まだ結婚を選んでいないだけ」と言い換えてみてください。
選択理論心理学では、私たちの行動はすべて自分で選んでいると考えます。結婚しない人生も、する人生も、あなたが選べるんです。
「結婚しなそう」と言われてきたあなたこそ、実は一番あっさり幸せをつかめる人かもしれません。
文/山本早織
―[結婚につながる恋のはじめ方]―
【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Xアカウント:@yamamotosaori_)