香港大引:ハンセン1.8%高で3日ぶり反発、テック指数が3.1%上昇

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2026年10月09日 18:01  サーチナ

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 9日の香港マーケットは、主要95銘柄で構成されるハンセン指数が前日比425.56ポイント(1.79%)高の24211.35ポイント、本土企業株で構成される中国企業指数(旧H株指数)が137.29ポイント(1.71%)高の8147.87ポイントと3日ぶりに反発した。売買代金は2091億9920万香港ドル(約4兆2213億円)となっている(8日は2072億5530万香港ドル)。
 自律反発狙いの買いが先行する流れ。ハンセン指数は前日まで急ピッチに下落し、足もとでは約3カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。また、過度な中東不安が薄らぎ、原油相場や米長期金利が低下していることもプラス材料。トランプ米大統領は8日、「我々はイランと建設的な協議を行っている」と自身のSNSに投稿し、11月の中間選挙までイランへの攻撃を実施しないと明言した。米ハイテク株安などを嫌気し朝方は上値の重さも意識されたが、指数は上げ幅を徐々に広げている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、モバイル端末・自動車メーカーの小米集団(1810/HK)が9.7%高、ショート動画投稿アプリの快手科技(1024/HK)が5.5%高、産金で中国最大手の紫金鉱業集団(2899/HK)が5.3%高と上げが目立った。小米や快手の上昇が寄与し、ハンセン科技(テック)指数は3.1%高と他の主要指数をアウトパフォームしている。
 セクター別では、産金が高い。紫金鉱業のほか、赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が6.7%、招金鉱業(1818/HK)が6.5%、山東黄金鉱業(1787/HK)が6.1%ずつ上昇した。市況高が追い風。9日の時間外取引で金先物相場が大幅続伸している。米長期金利の低下を受け、金利の付かない金先物の投資妙味がクローズアップされた。
 中国不動産セクターも急伸。世茂集団HD(813/HK)が41.2%高、合景泰富地産HD(1813/HK)が23.7%高、遠洋集団HD(3377/HK)が22.9%高、旭輝(884/HK)が21.2%高と値を上げている。国慶節連休中に一部地域で物件販売に回復の兆しがみられたことや、追加支援策に対する期待感も上昇を後押しした。
 消費セクターも物色される。ファストフードの百勝中国HD(9987/HK)が5.1%高、組み立てキャラクター玩具の布魯可集団(325/HK)が4.6%高、食品・飲料の統一企業中国HD(220/HK)が4.1%高、乳製品の中国蒙牛乳業(2319/HK)とスポーツ用品の李寧(2331/HK)がそろって3.9%高、テレビ(TV)メーカーの創維集団(751/HK)が3.6%高で取引を終えた。
 半面、半導体セクターの一角は安い。上海天数智芯半導体(9903/HK)が4.3%、峰チョウ科技深セン(1304/HK)が2.5%、瀾起科技(6809/HK)が1.9%、ASMPT(522/HK)が1.5%ずつ下落した。
 本土マーケットは小反発。主要指標の上海総合指数は前日比0.05%高の3813.79ポイントで取引を終了した。消費が高い。産金、資源・素材、自動車、医薬、公益、運輸、保険・証券なども買われた。半面、ハイテクは安い。軍需産業、不動産、銀行も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)

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