赤ちゃんが泣いても「お互い様」 TOHOシネマズの上映サービスがグッドデザイン賞受賞

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2026年10月15日 13:35  オリコンニュース

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TOHOシネマズ「ベイビークラブシアター」2026年度グッドデザイン賞受賞 TM & (c) TOHO Cinemas Ltd. All Rights Reserved.
 TOHOシネマズの赤ちゃん連れ向け上映サービス「ベイビークラブシアター」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞した。照明や音量を調整した鑑賞環境と、育児中の人が映画館へ足を運びやすくする仕組みを整え、20年以上にわたり映画体験を支えてきた取り組みが評価された。

【画像】映画館で過ごした思い出を形にする映画鑑賞証明書

 同サービスは、赤ちゃん連れの観客限定で実施するもの。上映中も場内を通常より明るくし、音量を抑え、空調も赤ちゃんに配慮して設定する。ベビーカー置き場を用意するほか、赤ちゃんが泣いたり、保護者が立ち歩いてあやしたりしても、周囲に気兼ねせず過ごせる環境づくりを進めている。

 上映するのは、赤ちゃん向けの作品に限らず、保護者が楽しめる一般作品が中心。外出しやすい時間帯での開催や、毎月の継続的な実施に加え、来場の思い出を残せる鑑賞証明書も配布する。「赤ちゃんが泣いてもお互い様」と思える空間をつくり、育児中の映画鑑賞を後押ししている。

 前身の「ママズ クラブ シアター」は2003年にスタート。「出産して以来、映画館に行ったことがない」「周囲への気遣いなく映画を楽しみたい」といった子育て中の人の声に応えて始まった。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2020年4月から休止したが、再開を望む声などを受け、2022年11月24日に現在の名称へ変更して再開。2025年の利用者数は4万4435人となった。現在は全国61劇場で、木曜日を中心に実施している。開催日や頻度は劇場によって異なる。

 グッドデザイン賞の審査委員は、映画を観る場であると同時に、赤ちゃん連れの人がコミュニティーを共有する場として捉えている点に注目。音量や照明の調整といった工夫に加え、23年間にわたる継続についても、サービス普及の観点から評価した。

 TOHOシネマズの吉田充孝社長は、「出産や育児を経ても、変わらず映画館ならではの体験を楽しんでいただきたいという想いから始まりました」と説明。「これからも、育児中であることを理由に映画をあきらめることなく、赤ちゃんと一緒に心豊かな時間を過ごしていただける上映を大切に育ててまいります」とコメントしている。

 今後は、10月18日に『時給三〇〇円の死神』、22日と24日に『汝、星のごとく』、29日に『うるわしの宵の月』の上映を予定している。対象作品や実施劇場などの詳細は、公式サイトで案内している。

このニュースに関するつぶやき

  • 映画館での視聴は配信とはまた別の楽しみがあるからねえ^^ 映画『アニー』みたいに、子供にとってはイミフだろうけど、特別日ぐらいいいんだよ。荷物が多いから間を空席にして埋めるのがいいかも。
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