【コラム】　沼ガールにオススメ　超絶４コママンガ「臨死!! 江古田ちゃん」

■沼ガールとは 　「森ガール」と呼ばれる、北欧の森が似合いそうな、ゆるふわファッションの女の子が、近ごろ話題です。「ゆるいワンピースが好き」「動物＆お菓子モチーフが好き」「童話が好き」「カフェでまったりするのが好き」……といった指向性を持つ「森ガール」。象徴的キャラクターとして、映画「ハチミツとクローバー」で蒼井優が演じた花本はぐみがよく挙げられています。そんな「森」になりたいのにどこかなりきれない、「沼ガール」を自称する女の子がいるのをご存じですか？
　「沼ガール」は、お菓子モチーフが好きだけど、「うまそうだから」と答えるタイプ。「童話も好きだが、エロ本も見てる」「カフェでまったりしたいが、ついラーメン屋に入ってしまう」のが「沼」です。現実という泥で遊ぶのが好きな「沼ガール」たちに、うってつけのマンガをご紹介しましょう。

8月21日に発売される「臨死!! 江古田ちゃん」4巻・通常版（税込み560円）

■沼ガール必見のマンガ「臨死!!　江古田ちゃん」 　それは、瀧波ユカリによる「臨死!! 江古田ちゃん」。2005年から月刊アフタヌーン（講談社）で連載中の、知る人ぞ知る個性派4コママンガです。主人公は、東京・練馬区の江古田駅近隣で一人暮らしをしている24歳の女性。 　洗濯物が少なくすむからと、家の中では常に全裸の江古田ちゃん。ひそかに寿司グッズを集めたり、部屋でカビが生えたシメジにお説教したりしています。テレフォンオペレーター、ヌードモデル、ホステス等、さまざまな職を転々とし、「カード製造の最終ラインで四隅を丸くする」仕事にときめいて応募したことも。恋愛に関しては頑張り屋さんですが、本命の男性からはいつも「都合のいい女」扱い。「猛禽（もうきん）」と名付けた、いいオトコをかっさらっていくモテ女子を天敵としつつ、きょうもたくましく都会をさすらう。その虚飾のない生きざまこそ本物のナチュラル（!?）と、女性読者の熱い共感を得ています。 　江古田ちゃんは、「カワイコぶっても、可愛くなれない自分」を知っている女。でも、「泣かない」「すねない」と、いい女になろうという努力はしているのです。ただ、努力が逆効果となることもしばしば……「可愛くなりたい」と「めんどくさい」の狭間でもんもんとする「沼ガール」なら、他人事ではいられないでしょう。 ■「臨死!! 江古田ちゃん」新刊情報 　8月21日には、新刊「臨死!! 江古田ちゃん」4巻のTシャツ付き限定版が、通常版と同時発売されます。限定版に付くTシャツは、「MANGART BEAMS T」（注）とコラボレーションした非売品で、作者入魂の描き下ろしイラスト入り。部屋では江古田ちゃんのように裸族の女子も、「猛禽」の飛び交う外界を生き抜くために、江古田ちゃんTシャツで武装してみてはいかが？（スズチ／mixiニューススタッフ） （注）マンガ、アニメを題材にしたTシャツに特化したBEAMS Tのプロジェクト

「MANGART BEAMS T」とのコラボTシャツを同梱した4巻・限定版（税込み3000円）。通常版と同時発売

全裸江古田ちゃんが両面プリントされた「江古田ちゃんTシャツ」表 。（写真は見本です）

「江古田ちゃんTシャツ」裏。男女問わず、安心して着られるワンサイズ。（写真は見本です）

■関連サイト: 「臨死!! 江古田ちゃん」講談社HP http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000000968

---

その他のよりミク記事： 【コラム】　生き続けるわたしたちへ　こうの史代「この世界の片隅に」 【コラム】　ネオロマンス15周年。まだまだ続くAnniversary！ 【コラム】　インチキ商売？ 有吉プロデュースの魅惑的ビアガーデン 【よりミクとは？】ちょっと気になるあの話題、巷でウワサのあの商品をニューススタッフが調査し、コラムにしてお届けします。「より道」感覚で、ニュースとはひと味違うコンテンツをお楽しみください。