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101回大会展望。強打の東海大相模、奥川擁する星稜、近畿勢らが軸

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2019年08月05日 07:41  webスポルティーバ

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 昨年、春夏連覇を果たした大阪桐蔭のような大本命は不在。”BIG4”と言われる好投手4人のうち、大船渡・佐々木朗希、横浜・及川雅貴、創志学園・西純矢が地方大会で敗退し、センバツ優勝の東邦も破れるなど注目校が次々と姿を消した。どこが優勝してもおかしくない本命不在の大混戦といえる。

 そのなかで、間違いなくトップレベルの素材を揃えるのが東海大相模(神奈川)だ。180センチ、85キロの山村崇嘉(たかよし)、186センチ、92キロの西川僚祐(りょうすけ)と堂々たる体躯を誇るふたりに加え、核弾頭の鵜沼魁斗(うぬま・かいと)を加えた2年生の3人で通算102本塁打。さらに通算45本塁打を放ち、最速145キロを投げる投手としても注目される遠藤成(じょう)、50メートル5秒9の俊足で東海大相模の代名詞である”アグレッシブ・ベースボール”を体現する金城飛龍らもおり、打線は上位から下位まで気が抜けない。

 投手陣は絶対的な柱こそいないものの、2年生左腕・諸隈惟大(もろくま・いっと)は14回無失点、紫藤大輝は8回無安打無失点と安定している。神奈川大会7試合を戦い、起用した投手は6人。10イニング以上投げたのは諸隈だけという層の厚さは、猛暑での戦いで有利に働くだろう。

 黒川史陽(ふみや)、東妻純平、西川晋太郎と過去9人しかいない5季連続出場を果たした3人がいる智弁和歌山は、昨春のセンバツ準優勝、今春のセンバツベスト8など、甲子園経験者が揃う。

 主砲の黒川は、高嶋仁前監督のアドバイスで和歌山大会準決勝、決勝で本塁打を放つなど、調子を上げている。東妻、西川も5割以上の打率をマーク。ここに1年生の4番・徳丸天晴(てんせい)も加わり、伝統の強力打線は健在だ。

 投手陣も昨春のセンバツ決勝で先発したエースの池田陽佑(ようすけ)、今春センバツで147キロをマークした2年生右腕・小林樹斗(たつと)に加え、センバツではメンバー外だった2年生左腕・矢田真那斗が急成長。投手陣は5試合でわずか1失点と好投した。投打とも高いレベルでまとまっており、2000年夏以来の全国制覇も視野に入れる。

 昨夏ベスト8のメンバー6人が残る近江(滋賀)も実力者が並ぶ。エース左腕の林優樹は滋賀大会26イニングで30奪三振、無失点と圧巻の投球を披露。守備も滋賀大会5試合で無失策と堅実だ。

 打線は、昨夏の甲子園で大会史上最高打率となる.769をマークした住谷湧也、昨年からレギュラーを張る2年生の土田龍空(りゅうく)、4番の有馬諒らの経験者が牽引する。

 今春センバツ4強で3季連続甲子園出場の明石商も上位進出を狙う。2年生エース・中森俊介は兵庫大会決勝で自己最速となる149キロをマーク。チェンジアップ、スプリットと縦の変化球に自信を持ち、大崩れしない。センバツでは準決勝までの4試合のうち、中森以外の投手はわずか3回1/3しか投げられずにエースに負担をかけた。兵庫大会で中森以上のイニングを投げた左腕の杉戸理斗(りと)がどこまで中森をサポートできるのかがカギとなる。

 打線は兵庫大会7試合で44四死球としぶとく、犠打を多用する。センバツ準々決勝で甲子園史上初となる先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打を放った来田涼斗が乗ると、チームに勢いが出る。

 夏の大会で北陸勢初の優勝を狙う星稜(石川)も優勝候補の一角だ。”BIG4”のなかで唯一勝ち残ったエース・奥川恭伸(やすのぶ)は、150キロを超えるストレート、スライダー、スプリットを武器に石川大会でK/BB13.3(※)をマークするなど、今秋のドラフト1位候補の実力を見せた。

※K/BBとは奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標のひとつで、MLBでは5を超えれば優秀と言われている

 上位進出を目指すには、2番手以降の投手陣がカギとなる。昨夏、史上初となる逆転サヨナラ満塁本塁打を浴びた左腕の寺沢孝多をはじめ、荻原吟哉、寺西成騎らの奮起に期待したい。

 打線はU−18代表候補の山瀬慎之助、昨夏1年生でクリーンアップを任された内山壮真、石川大会決勝で満塁本塁打の東海林航介ら経験豊富な打者が揃う。

 課題は自滅の多さ。昨夏は済美を相手に6点リードしながら奥川、内山らが熱中症で途中交代して逆転負け。昨秋の神宮大会、今春のセンバツともに走者を二塁に置いた場面で、内野手が打球に追いつきながらも止められずに失点したのが決勝点になった。どんな場面でもやるべきことをしっかりできるかがポイントになりそうだ。

 このほかには、センバツ準優勝の習志野(千葉)も注目校のひとつ。春は継投で勝ち上がったが、この夏は右腕の飯塚脩人(しゅうと)、左腕・山内翔太が完投するスタイルで春夏連続出場を果たした。レギュラーのうち2年生が5人を占めるチームだけに、勢いに乗れば春の再現も期待できる。

 またチーム打率.432の強打で埼玉大会を危なげなく勝ち上がった花咲徳栄も力がある。ドラフト候補の韮澤雄也、昨夏に1年生ながら大砲として注目された井上朋也らが並ぶ打線に加え、エースの中津原隼太は左のサイドハンドと、実力ある個性派が揃う。

 2011年以降、夏の甲子園は関東勢(日大三、前橋育英、東海大相模、作新学院、花咲徳栄)と大阪桐蔭(3度)しか深紅の優勝旗を手にしていない。はたして、令和初の王者に輝くのはどのチームか。101回目の夏は8月6日に開幕する。

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  • 沖縄尚学の神里くん(左打者・センター・背番号8)の活躍を期待しています。
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