公衆電話やカセット…『名探偵コナン』で20年の文明の利器を感じる

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2017年10月23日 12:13  TVerプラス

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アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00〜)10月21日放送の「赤鬼村火祭殺人事件」は、1996年11月18日に放送されたストーリーのデジタルリマスター版。ネット上では「コナンでわかる当時の生活文化」「コナンがたばこ屋さんの公衆電話使ってる!」「わー、カセットテープ…」などと20年以上前の風景を懐かしむ人たちが続出した。

今回は、私立探偵・毛利小五郎がある男を尾行しているところに、江戸川コナンが偶然通りかかるところから物語が始まる。その尾行は、ハンチング帽にサングラス、レインコート姿の男を3日間見張るだけで依頼主から大金がもらえるというものだった。そんな中、群馬県赤鬼村火祭で、燃える矢倉から遺体が発見される事件が発生。小五郎はこの事件をニュースで見て愕然となる。その遺体の人物は、小五郎が前日まで尾行していた男だった……というストーリー。

この回で話題になったのは、当時を感じさせる生活用品の数々だった。海外に逃亡しようとする犯人を止めるため、コナンが小五郎や目暮警部を空港に呼び出す際には、わざわざ近くのタバコ屋まで行き公衆電話を使用。さらに犯人の声を録音して証拠とする際には、カセットレコーダーを使用。現在では、どちらもスマートフォンで可能だが、当時としてはそれらが普通の方法だった。

これを観た視聴者は、Twitter上で「コナンが公衆電話で電話してることにびっくりする時代がくるとは……」「カセットで録音っていうのが時代を感じるw」などと当時を懐かしむ声があふれた。

さらに、親子で観ていた人も多かったようで「カセットが出てきたんだけど、小学生の娘に“あれ、何?”って言われた」「親が“自分が子どもの頃はスマホなかったんだから”だって」などと世代をつなぐ会話もなされたようだ。20年以上の歴史を持つ『名探偵コナン』が、世代を超えて楽しまれている様子が垣間見えた。

10月28日の放送は「試着室の死角(前編)」。毛利蘭、鈴木園子、世良真純のJKトリオの水着回だ。見逃せない。

【文:山田 奈央】

提供:読みテレ

このニュースに関するつぶやき

  • エヴァンゲリオンで登場人物がテレカで電話するシーンがあったけど、当時既に携帯電話はあっただろうから、あれはセカンドインパクトの復興工事にリソースが取られてテクノロジーがあまり進歩しなかったって演出だったのかな?
    • イイネ!8
    • コメント 9件

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