ホンダ、走りを進化させた新型『シビック・タイプR』発表。国内200台限定車は11月30日発売

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2020年10月08日 12:41  AUTOSPORT web

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マイナーチェンジを受け2020年10月9日から発売される新型ホンダ・シビック・タイプR
10月8日、ホンダは『シビック』シリーズの頂点に立つハイパフォーマンスグレード『シビック・タイプR(CIVIC TYPE R)』をマイナーチェンジし、10月9日より発売すると発表。また、国内200台限定発売となる『シビック・タイプR リミテッド・エディション(CIVIC TYPE R Limited Edition)』を11月30日に発売するとアナウンスした。

 初代のEK9型から多くのファンに愛され、モータースポーツの世界でもワンメイクレース車両をはじめ、WTCC世界ツーリングカー選手権やBTCCイギリス・ツーリングカー選手権、WTCR世界ツーリングカー・カップなどで用いられるTCRカーのベース車両としてもお馴染みのホンダ・シビック・タイプR。その最新モデルがマイナーチェンジを経て、いよいよ登場する。
 
 現行シビックのマイナーチェンジに合わせて実施された今回のモデルチェンジでは、“立ち止まらずに進化を続ける”という想いのもと、前後バンパーをよりスポーティーさを際立たせたデザインにするとともに、エンジンの冷却性能を向上させるなどサーキットでの走行性能がさらに追求されている。
 
 具体的にはフロントグリルの開口面積を広げ冷却性能を向上したほか、2ピースフローティングディスクブレーキを採用することで、サーキット走行時のブレーキフィールが高められている。

 また、アダプティブ・ダンパー・システム制御や、サスペンションブッシュ・ボールジョイントなどのきめ細やかなサスペンションのアップデートを実施。これにより、コーナーアプローチからコーナーを抜けるまでの一連のハンドリング性能や、荒れた路面における接地性・制振性がさらに進化しているという。

 インテリアではステアリングの表皮にアルカンターラが採用され、フィット感の向上により、車両の挙動をよりダイレクトに感じられるようになっている。同時にシフトノブはティアドロップ形状に変更され、優れた認識性と操作精度を実現することでドライバーと車両の一体感がさらに進化した。

 また新型シビック・タイプRは、先進の安全運転支援システム“Honda SENSING(ホンダ・センシング)”を装備し、安全性も進化している。

■軽量化、専用装備が奢られたリミテッド・エディション

 そんなシビック・タイプRの限定車として登場する『シビック・タイプR リミテッド・エディション』は国内200台限定発売となるモデルだ。
 
 同モデルは“タイプR”の起源に立ち返り、軽さと速さを研ぎ澄まれた、まさに究極のシビック・タイプRと言えるもの。その実力は鈴鹿サーキットにおけるFFモデル最速タイムを記録したことでも証明済みだ。

 ピュアスポーツ性能が追求されたリミテッド・エディションは、徹底した軽量化がなされると同時にモデル専用となるBBS製20インチ鍛造アルミホイールなどの専用装備を採用。

 アダプティブ・ダンパー・システムとEPSの専用セッティングを行うとともに、ハイグリップ20インチ専用タイヤ『ミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2』を適用し、究極の“操る喜び”を実現している。

 ボディカラーは初代タイプRを彷彿とさせる専用色サンライトイエローIIの単独設定となり、通常のシビック・タイプRでは、ポリッシュドメタル・メタリック、レーシングブルー・パールというふたつの新色を含む全5色から選択可能だ。
 
 車両価格はシビック・タイプRが475万2000円(税込)、シビック・タイプR リミテッド・エディションが550万円(税込)となっている。

■ホンダ・シビック・タイプR WEBサイト:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

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  • 4ドアのシビックねぇ…(・ω・)
    • イイネ!19
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